知ることで、未来が開ける 発達障がいの話
- 2017/12/22
- 子育て・家族
診断を受ける前に知っておきたいママの心の変化
※「頑張れば何とかなる」と療育を頑張りすぎるなど
※この時期にうつ状態になる人も
それぞれを行ったり来たりして、悩みながらも受け入れていく方が多いです。同じく障がいの子を持つお母さんと話すことで希望を見出す方も多いので、私たちのクリニックでは「お母さんの会」を作り、交流の場を設けています。
また、お母さんだけが抱え込まずに、夫婦で取り組むことが大切です。その場合、お父さんに突然伝えて、「そんなわけない」と否定されるケースがよくあるため、事前に「もしかして…」と話題にして心の準備の時間をおくといいかもしれません。
発達障がいの子のママへの声かけは?
他のママから、「子どもが発達障がい」と打ち明けられた。
そんな場合は、どう声をかければいいのでしょうか?ケースに合わせて教えてもらいました。
これから仲良くなるママ
きっと、「迷惑をかけることもあるかもしれないけど」と、トラブルになる前に伝えているのではないでしょうか?
子どものことに興味を持って聞いてくれた、と嬉しく感じるはずです。
親しいママ友
△「大丈夫よ」
△「うちの子もこうよ」
△「子どもにレッテルを貼らずに信じてあげて」
これらの言葉は、打ち明けられた側が反応に困って言ってしまいがち。ですが、ママ友は「受け止めてくれなかったのかも?」と戸惑うかもしれません。
打ち明けたのには、必ず何か理由があります。ママ友自身が苦しくて、あなたと分かち合いたいのかもしれませんし、まず聞くことでママ友も安心して話せると思いますよ。
診断を受けるか相談されたら
まだ診断を受けていないママ友に「うちの子、もしかして…」と相談された時ですが、「そう思う」とも「違う」とも言いにくく、どう言ってほしいか分からない状況ですね。
など、優しく受け止めてあげてはいかがでしょうか?