赤ちゃんがよく泣いて大変!なんで泣いているのか分からない!と悩んでいませんか?そんなとき、まわりから「赤ちゃんは泣くのが仕事だから」と言われても、一日中泣いている赤ちゃんと向き合い続けるというのは、やはり疲れてしまうもの。
そもそも赤ちゃんはなぜ、泣くのでしょう。泣く理由を理解することができれば、落ちついて対応でき、育児が少し楽になるかもしれません。ここでは赤ちゃんが泣く理由と、泣いたときの対処法をまとめました。
目次
赤ちゃんはまだ、自分の欲求を言葉では伝えられません。そのため唯一のコミュニケーション手段が「泣く」こと。初めての育児の場合、赤ちゃんがどんな理由で泣いているのか分からず、試行錯誤の日々ですよね。
ですが、こんなに泣くのはうちの子だけ?なんて不安にならなくて大丈夫。これは初めてママやパパになったときに必ず通る道です。日々の積み重ねが経験となり、少しずつ理解できるようになります。
赤ちゃんは泣くことが唯一のコミュニケーション手段なので、泣く理由は様々。まずはシチュエーション別にみていきましょう。
このような身体が感じている生理的な要求を、泣くことで知らせてくれます。
このように心で感じている心理的要求も、泣いて表現します。
赤ちゃんは、必ず理由があって泣くとは限りません。理由が分からない泣き方、「パープルクライング」があります。これは泣いているときの特徴を示す、英語の頭文字をとって「PURPLE」と名づけられました。
日本では「黄昏泣き」と言われており、とくに理由がないのか、何をしても泣き続けます。これは赤ちゃんとの関わり方に関係なく現れ、成長とともに落ちつきますので、泣き続けているからといって自分を責めたり、不安に思わないようにしましょう。いつも通り赤ちゃんに優しく声をかけながら寄り添ってあげることが大切です。
赤ちゃんは身体の成長とともに感情も豊かになり、泣く理由も変化していきます。月齢別に主な泣く理由をみていきましょう。
この頃の赤ちゃんは、おなかが空いた、暑い、おむつが気持ち悪いなど不快な状態を知らせたくて泣くのが主な理由です。
この頃になると不快を知らせたくて泣くのに加え、甘えたい、眠い、など心理的要求で泣くこともはじまります。
6ヵ月にもなると人の顔の区別がつくようになり、人見知りや後追い泣きもするようになります。また、夜泣きが始まるのもこの頃からと言われています。
子育て中の悩みで多いのが「夜泣き」。夜泣きに関しては明らかな理由は解明されていませんが、一般的に考えられている主な原因を2つご紹介します。
おむつが気持ち悪い、暑い、寒い、などの寝苦しさや、おなかが空いた、身体のどこかが痛い、かゆいなどを知らせたくて泣くことが考えられます。
赤ちゃんは眠りが浅く、目覚めやすいと言われています。また、体内時計も未発達のため睡眠リズムがついていないことも考えられます。
泣く理由をいくつか見てきましたが、泣く理由の多くは不快を感じていることが多いですね。赤ちゃんが泣いたときは、不快の原因をとりのぞくことが対処法と言えます。では、ここで具体的な対処法を確認してみましょう。
まずは、おむつが汚れていないかを確認しましょう。おむつが汚れていて気持ちが悪いと泣いている場合は、お尻を拭いてきれいなおむつと交換してあげましょう。
次に、授乳時間を確認してみましょう。おなかが空いていて泣いているのであれば、授乳後に満たされることで落ちつき、そのまま眠ってくれることも多いです。
赤ちゃんが過ごしている環境を確認してみましょう。 部屋の温度はもちろん、室温に対して赤ちゃんの服装は適切でしょうか。衣類によっては暑い寒い以外にも、素材によってはかゆく感じたり、サイズが合わずきつく感じている可能性がありますので、赤ちゃんが快適に感じる服に着替えさせてあげましょう。 また、明るさがまぶしすぎないか、音はうるさすぎないかなど、部屋全体の環境を整えてあげることが大切です。
おなかもいっぱい、おむつもきれい、それでも泣き止まないときは眠くても眠れなくて泣いている可能性があります。 抱っこしながら、ゆらゆら揺れてみたり、お尻をポンポンと叩きながら寝かしつけをしてみましょう。ママに密着している安心感がスムーズな入眠を促してくれます。
赤ちゃんが泣いている原因を取りのぞいてあげることで、大抵は泣き止むでしょう。ですが、気をつけてもらいたい泣き方もあります。
このような泣き方がみられたら自己判断はせず、かかりつけのお医者様に相談しましょう。
泣くことでコミュニケーションをとっている赤ちゃんですが、力いっぱい泣くことで感情をアピールすることは、全身を使った運動にもなっています。 たくさん泣くことはとても大切で、元気に成長している証ですね。よく泣くのは育て方が間違っているのでは?と心配になるママやパパもいるかもしれませんが、赤ちゃんが泣くのは当たり前のこと。赤ちゃん一人ひとりの顔が違うように、泣き方にも個人差はあります。焦らず、落ちついて声をかけながら、赤ちゃんの成長を温かく見守っていきましょうね。
リトル・ママ認定ライター 池田夕起
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