外出時や、パパに子守りを頼むとき、用意しておくと便利なのが育児用粉ミルク。栄養価を考えられた商品も多く、腹持ちも良いことから利用するママは多いのではないでしょうか。 ここでは、とても便利な育児用粉ミルクの基本的な作り方や、飲ませ方をご紹介します。
目次
一概に粉ミルクといっても、販売のされ方にはいくつか種類があります。粉ミルクを使う頻度や状況に合わせて選ぶといいでしょう。
粉ミルクの定番、缶に入ったタイプ。大容量サイズも販売されているため、粉ミルクを毎日使う方にオススメ!コストパフォーマンスが良い点がメリット。
外出するときに持ち運びがしやすいスティックタイプ。色んなメーカーの粉ミルクを試したいなど、少量だけ使いたいという方にオススメ!
スティックタイプと同様で、外出するときに持ち運びがしやすい点がメリット。また計量いらずなので、作り方が簡単。キューブの数を数えれば、今どのくらい入れたっけ?という曖昧な問題が起きないため、パパっと簡単・手軽に作れてオススメ!
粉ミルクを作るために必要な道具をみていきましょう。下記の準備品を参考にしてみてください。
この他にも、赤ちゃん用品の売り場には、哺乳瓶に使える消毒セットが販売されています。哺乳瓶は口にいれる物なので、毎回消毒が必要です。消毒の方法もいくつかありますが、余裕があれば専用の消毒セットを揃えておくと便利ですよ。
粉ミルクの基本の作り方をお伝えします。作り方自体にメーカー差はほぼないですが、購入した粉ミルクのパッケージに記載されている作り方は、目を通すことを忘れないようにしましょう。
まずは哺乳瓶や計量スプーンなど使用する器具を消毒します。 消毒には「煮沸消毒」「レンジ消毒」「薬品消毒」などがあります。使用する哺乳瓶に合った消毒方法を選び、消毒をしましょう。
計量スプーンで必要量のミルクをすくい、消毒した哺乳瓶に入れます。
粉ミルクを溶かすためのお湯は、煮沸後、少し冷ましたお湯(70℃以上)を使用します。このお湯を、できあがり量の2/3程度入れたら乳首をつけて哺乳瓶を振り、粉ミルクをしっかり溶かしましょう。 溶かした後、できあがり量までお湯や湯冷ましを足したら、軽く混ぜ合わせます。
体温くらいの温度まで、必ず冷ましてから赤ちゃんに飲ませてあげましょう。
必ず1回分ずつ調乳をして、新鮮なミルクを飲ませてあげてください。飲み残しや、調乳をしてから30分以上たったミルクは、赤ちゃんに飲ませないようにしましょう。
体温くらいまで冷ますように言われても、作り慣れるまでは適温の判断が難しいものです。粉ミルクを適温にするためのコツを2つ、お伝えしますので覚えておきましょう。
哺乳瓶に流水にあてたり、冷水の入ったボウルを用意してその中で軽く振ってください。
粉ミルクを冷ましたと思っても、哺乳瓶だけ温度が下がっていて、中のミルク自体は熱さが残っている場合もあります。必ず中身の温度を確認しましょう。確認するときは、手首の内側にミルクを数滴おとしてみてください。ほんのり熱く感じる程度が適当です。
外出先での粉ミルクの作り方は、スムーズに作れるように1回分の量に小分けして用意しておくことが大切です。スティックタイプやキューブタイプの粉ミルクをオススメします。 保温性の高い水筒に熱湯、そして湯冷ましも別に用意しておきましょう。こぼしたときに慌てないためにもハンドタオルやウェットティッシュ、簡単な着替えなども用意して出かけると安心ですね。
外出先によっては、ベビー休憩室など給湯設備が整っている場所もありますので、お出かけ前に、行き先の情報を調べておくと良いですね。
赤ちゃんに粉ミルクを飲ませるときは、哺乳瓶の乳首を口にしっかり含ませましょう。また、乳首の中がミルクで満たされている状態で飲ませます。
飲み終わったら、赤ちゃんのあごがママやパパの肩にのるように抱っこをして、背中をさすったり、ポンポンと軽くたたいてゲップをさせてあげることが大切です。
最初の頃は慣れず、ひとつひとつ手順を確認しながらで時間がかかってしまうものですが、慣れてくれば大丈夫!ママやパパが頑張って作った粉ミルクを、一生懸命飲んでくれる赤ちゃんを想像しただけで可愛いものですよね。
母乳はママでないと与えられませんが、粉ミルクであれば作り方さえ知っていれば、パパや、おじいちゃん、おばあちゃんも代わることができます。ママだけでなく家族みんなで作り方を覚えて、一緒に育児を楽しんでくださいね。
リトル・ママ認定ライター 池田夕起
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