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赤ちゃんは生後1ヶ月で入浴できる? 入浴デビューに最適な時期とは

出産後、病院から退院してしばらくはベビーバスでの赤ちゃんを入浴させますが、(お風呂で湯船につかる入浴ができるようになるのは、いつなのかな?)と思っている人もいると思います。

 

今回は、赤ちゃんの入浴デビューのタイミングと注意点、入浴の方法について説明しますね。

生後1ヶ月までの時期にベビーバスで入浴させるのには、ふたつの理由があります。ひとつは、産褥期のママのコンディション。産後まもないママはまだ悪露が続いており、子宮口も閉じきっていません。湯船に思い切り浸かって疲れを取りたいところですが、そうすると子宮にお湯が入ってしまうことも。ですので、一ヶ月検診まではお風呂を控えたほうが良いと指導されるのです。


ふたつめは、赤ちゃんのコンディション。生後1ヶ月までの赤ちゃんはまだ抵抗力が低いので、雑菌などから守るためにも大人と同じお風呂ではなくベビーバスを使って沐浴をさせるのです。

 

いつから親と一緒に入浴できるのか?というのは、赤ちゃんによって異なりますので、1ヶ月検診でお医者さんに診てもらってから判断しましょう。一般的には、へその緒が完全に乾いた生後1ヶ月ごろになると大人と同じお風呂に入ることができると言われています。


生後1ヶ月を過ぎ、お風呂に入ることができるようになっても、赤ちゃんの免疫力のことを考え、一番風呂に入れてあげるのが望ましいでしょう

入浴剤はOK? 赤ちゃんの入浴で気をつけたいこと

お湯の温度

夏場は38度くらい、冬場は40度ほどのぬるめの温度が適切です。温度計がない場合、指先ではなく、肘で温度を確認します(指先だと温度が分かりにくいです)。
ぬるめのお湯でも、赤ちゃんを湯船につけるのは2〜3分程度にしましょう。赤ちゃんはとってものぼせやすいので注意が必要です。

 

湯上り後の準備はお風呂に入る前!

お風呂に入る前に、脱衣所に、おくるみタイプのタオル(バスタオルでも可)を広げ、肌着やおむつも用意しておきましょう。赤ちゃんが湯冷めをしないように、入浴後はすぐに体を拭いて着替えさせてあげることが大切です。

 

入浴剤は生後1ヶ月だとNG! 生後3ヶ月ごろから

赤ちゃんの肌は敏感なため、刺激の強い大人用の入浴剤は使えません。生後1ヶ月のころは入浴剤の使用そのものを控えましょう。
生後3ヶ月ころから、入浴剤を使うことができますが、赤ちゃんの肌は大人の2分の1とも言われており、とっても敏感です。パラベンや合成着色料などが添加されていないタイプのものを選ぶと良いでしょう。また、赤ちゃんは刺激にも敏感ですので、香りが強すぎる入浴剤にも気をつけましょう。
お肌が乾燥気味の赤ちゃんには、シアバターなどの保湿成分が含まれている入浴剤を検討してもよいですね。


好みの入浴剤を見つけて、赤ちゃんとリラックスタイムを楽しみましょう。

ワンオペ時の入浴、慌てないためにはどうしたらいい?

パパとママ、大人が一人で赤ちゃんをお風呂に入れるときの手順を説明します。

 

お風呂に入れるタイミングをはかる

赤ちゃんが眠かったり、おなかが空いていたりすると、お風呂に入ったときに機嫌が悪く泣いてしまうことがあります。ある程度、赤ちゃんの機嫌のよいタイミング・時間帯を見計らっていれてあげるのがよいでしょう。

 

赤ちゃんは脱衣所で待機

脱衣所の平らな場所に、ベビーマットとタオルを重ねて置き、その上におむつ一枚の状態にした赤ちゃんを寝かせて待たせます。冬場はブランケットなどを上から重ねて寒くないように注意しましょう。ベビーマットでなくクーハンやバウンサーでも問題ありません。(洗濯機の上は危険なので、絶対に赤ちゃんを置かないようにしましょう)。


このとき、お風呂上がりに必要なものを一式そろえておくのが大切です。
赤ちゃんの着替え用の服は、着せる順番に重ねるか、並べて置いておきましょう。
お風呂上がりに赤ちゃんを拭くタオルや、履かせるおむつは、必要最小限ではなく多めに準備しましょう。あとは、綿棒や、保湿クリームなども必要です。
自分用の着替えとタオルも忘れずに用意しましょうね。

 

大人が先に入って髪と体を洗う

赤ちゃんを脱衣所に待機させた状態で、大人が先に髪と体を洗います。その際、赤ちゃんの様子を時々チェックするのを忘れないようにしましょう。
ただ、脱衣所で赤ちゃんが泣いてしまったときにお風呂で慌てて動こうとすると怪我のもとですので、焦ってもなるべくゆったり動くことを心がけましょう。

 

赤ちゃんを浴室へ

大人がお風呂に入ったら、次は赤ちゃんをお風呂に入れる番です。
このとき濡れた手で抱き上げると滑ってしまいますので、上半身をタオルで拭いて、その後赤ちゃんを浴室に連れていきます。

洗い場の椅子に腰掛けて、太ももの上に赤ちゃんを仰向けに寝かせ、片手でしっかりと支えたまま洗面器でお湯を体にそっとかけます。ベビーソープをつけて、頭、首、おなか、手足、おまたの順番に洗い、一度お湯で泡を流してから、背中とお尻を洗います。赤ちゃんにお湯をかけるとき、水流が強すぎないように気をつけましょう。
顔と髪はガーゼタオルをお湯につけながら、優しく洗い流しましょう。

 

湯船につかる

赤ちゃんの首をしっかりと支え、大人の体に赤ちゃんの体を密着させたまま、ゆっくりと湯船につかります。

 

体をしっかりかわかしてから服を着せる

湯船から上がったら、脱衣所のタオルの上に寝かせて全身を包みます。体の水分をしっかりと拭いてからオムツを履かせ、服を着せてあげましょう。

 

できれば室温にも気をつかって

冬場の入浴は寒暖差が激しくなりがちです。まだ体温調整がうまくできない赤ちゃんのためにも、部屋および浴室の温度を調節できればベターでしょう。

夏場の入浴はどうしたらいい?

夏場は湯船につからずにシャワーだけで済ませたいというパパ・ママも多いと思います。生後1ヶ月、赤ちゃんのお風呂デビューがそんな夏場の暑い時期に重なる場合には、無理をせずしばらくベビーバスで済ませても大丈夫です。

 

夏でなくとも、出産後に体の調子が悪くてお風呂に入るのがしんどいママもいるでしょう。その場合はベビーバスでの入浴を続けても問題ありません。

 

また、どうやっても赤ちゃんが機嫌が悪く泣き止まない、ママやパパが疲れてしまっている、などのときは、お風呂を1日休んで大丈夫ですよ。そんなときは、優しく赤ちゃんの体を拭いてあげましょう。


ママとパパの都合に合わせて、その日の入浴をどうするのかを決めましょう。

まとめ

赤ちゃんが生後1ヶ月を過ぎたころ、ママの体調はまだ本調子ではなく、赤ちゃんも免疫力が低いです。入浴は一番風呂にするなど、なるべく清潔な環境で入ることができるようにしましょう。

 

入浴前に、脱衣所に赤ちゃんと大人用のタオルや服を用意するのを忘れないようにしましょう。赤ちゃんを脱衣場に寝かせた状態で大人が先に入浴し、そのあと赤ちゃんを入浴させます。お湯の温度や水流の強さにも充分注意し、優しくあらってあげましょう。赤ちゃんが湯冷めをしないように、入浴後はすぐに体を拭いて着替えさせることが大切です。

 

親と赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの時間である入浴タイムですが、夏場シャワーで済ませたい時期や、ママの体調がすぐれないときなどは、無理に入る必要はありません。ベビーバスを使ったり、赤ちゃんの体を拭いてあげたりして対応しましょう。

 

リラックスして赤ちゃんとの入浴を楽しんでくださいね。

ライター 星まさよ

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