パパとママ、大人が一人で赤ちゃんをお風呂に入れるときの手順を説明します。
お風呂に入れるタイミングをはかる
赤ちゃんが眠かったり、おなかが空いていたりすると、お風呂に入ったときに機嫌が悪く泣いてしまうことがあります。ある程度、赤ちゃんの機嫌のよいタイミング・時間帯を見計らっていれてあげるのがよいでしょう。
赤ちゃんは脱衣所で待機
脱衣所の平らな場所に、ベビーマットとタオルを重ねて置き、その上におむつ一枚の状態にした赤ちゃんを寝かせて待たせます。冬場はブランケットなどを上から重ねて寒くないように注意しましょう。ベビーマットでなくクーハンやバウンサーでも問題ありません。(洗濯機の上は危険なので、絶対に赤ちゃんを置かないようにしましょう)。
このとき、お風呂上がりに必要なものを一式そろえておくのが大切です。
赤ちゃんの着替え用の服は、着せる順番に重ねるか、並べて置いておきましょう。
お風呂上がりに赤ちゃんを拭くタオルや、履かせるおむつは、必要最小限ではなく多めに準備しましょう。あとは、綿棒や、保湿クリームなども必要です。
自分用の着替えとタオルも忘れずに用意しましょうね。
大人が先に入って髪と体を洗う
赤ちゃんを脱衣所に待機させた状態で、大人が先に髪と体を洗います。その際、赤ちゃんの様子を時々チェックするのを忘れないようにしましょう。
ただ、脱衣所で赤ちゃんが泣いてしまったときにお風呂で慌てて動こうとすると怪我のもとですので、焦ってもなるべくゆったり動くことを心がけましょう。
赤ちゃんを浴室へ
大人がお風呂に入ったら、次は赤ちゃんをお風呂に入れる番です。
このとき濡れた手で抱き上げると滑ってしまいますので、上半身をタオルで拭いて、その後赤ちゃんを浴室に連れていきます。
洗い場の椅子に腰掛けて、太ももの上に赤ちゃんを仰向けに寝かせ、片手でしっかりと支えたまま洗面器でお湯を体にそっとかけます。ベビーソープをつけて、頭、首、おなか、手足、おまたの順番に洗い、一度お湯で泡を流してから、背中とお尻を洗います。赤ちゃんにお湯をかけるとき、水流が強すぎないように気をつけましょう。
顔と髪はガーゼタオルをお湯につけながら、優しく洗い流しましょう。
湯船につかる
赤ちゃんの首をしっかりと支え、大人の体に赤ちゃんの体を密着させたまま、ゆっくりと湯船につかります。
体をしっかりかわかしてから服を着せる
湯船から上がったら、脱衣所のタオルの上に寝かせて全身を包みます。体の水分をしっかりと拭いてからオムツを履かせ、服を着せてあげましょう。
できれば室温にも気をつかって
冬場の入浴は寒暖差が激しくなりがちです。まだ体温調整がうまくできない赤ちゃんのためにも、部屋および浴室の温度を調節できればベターでしょう。