新生児は体温の調節がまだうまくできず、とても繊細です。車の窓には日よけをつけ、直射日光が新生児に当たらないようにしましょう。また、エアコンの風が直接新生児に当たっていないかにも気を付けましょう。
温度以外にも、車内のラジオや音楽などの音が大きすぎないかなど、新生児が快適に過ごせる環境を意識しましょう。
事前に渋滞情報のチェックをする
新生児にとって長時間の車移動は大きな負担がかかります。事前に渋滞情報をチェックし、渋滞しやすい道や時間帯をさけることが大切です。
こまめに休憩をとる
チャイルドシートを適切に使用していたとしても、車での長時間の移動は新生児の体に負担をかけます。少なくとも1時間に1回は休憩を取ることが大切です。高速道路に乗る場合には、事前にサービスエリアの情報を調べておきましょう。休憩時、授乳やおむつ替えなど、することは意外と多いです。休憩時の時間配分にも注意しましょう。
車内に赤ちゃんを一人にしない
短時間であっても赤ちゃんを車内に一人にしてはいけません。熱中症など、いたましい事故に繋がってしまう恐れがあります。ちょっとした買い物をしたいときでも、必ず赤ちゃんを一緒に車から降ろす習慣をつけましょう。
運転手はできるだけママ以外の人に任せる
出産後まもないママは、万全の体調ではありません。また、産後数ヶ月は睡眠不足が重なりやすく、注意力が落ちていることも。車の運転をするときに、出産でできた傷が痛むことも多いです。
体調が悪いときに車の運転をすると思わぬ事故につながりかねませんので、新生児期の運転はなるべくママ以外の人にまかせたほうがよいでしょう。
どうしてもママが車の運転をしなければいけない場合、後部座席に乗った新生児をベビーミラーなどを使って見ながら運転することになります。赤ちゃんが泣いたら安全な場所に車を止めて確認しましょう。
新生児期に赤ちゃんを車に乗せて移動しなければいけないというのは不安に感じることもあると思います。その場合、病院の先生に相談すればアドバイスを貰えるでしょう。
余裕を持ったスケジュールで
新生児を乗せて移動していると、思わぬハプニングが起こるものです。吐き戻しを防ぐために、授乳後30分以上たってから車に乗せる、など工夫はもちろんできますが、それでも想定外のことが起こるのが子連れの移動というものです。
新生児の体調をしっかり見ながら移動するためにも、充分な余裕をもったスケジュールをたてましょう。