これから子どもの習い事をはじめようと思ったとき、「何をやらせたらいい?」「続くかな?」など気になることがたくさん!そこで小中学生の子どもをもつ3人の先輩ママに、これまで子どもにやらせてきた習い事のお話や体験談を聞きました。
取材・文/田村 麻記
アイコ:何をさせていいかわからなくて、子どもが「やりたい」って言ったサッカーや体操を気軽な気持ちでさせてたな。
ジュリ:うちの長女は周りに複数の習い事をしている子が多くて。「私もやりたい」って、チアダンスに英会話…とどんどん増えて未就学児のときだけで4つ、小学校のときは5つしてた。長男は難病があるので知能教育に通ってたけど、おかげで日常生活でできることが増えたので、本当にさせて良かったと思う。
アカリ:うちは長女が保育園で習えるピアノと家庭教師、次女は硬筆をやってた。
アカリ:長女が保育園の時に、「バスケをしたい」って言い出したことがあって。でも、仕事をしながらの送迎が難しくて叶えてあげられず…。習い事って親の問題も大きいよね。
ジュリ:わかるわかる。うちも小学生になってはじめたバイオリンは、送迎ができなくなったのもやめた理由のひとつ。たくさん習い事はさせてたけど、親はかなり無理をしてた。コロナをきっかけにオンラインでできるものが増えたのはうれしい。
アカリ:アイコちゃんのところはみんなスポーツだから、オンラインというわけにいかないよね?
アイコ:そうそう、小学生になって3人ともバスケをするようになったから、試合や遠征の送迎が大変で…。長男が「クラブチームに入りたい」って言ったときは、さらに大変になるだろうから「いいよ」って言ってあげるのに大きな覚悟が必要だった。
ジュリ:でもその結果、今では長男くんはバスケの強豪校に入ったんだよね!
アイコ:やっぱり自分から「やりたい」って言い出したことはがんばり方が違うよね。大変だったけど、本気でやりたいことは応援したいから、させて良かったって思う。
アカリ:子供の「やりたい」を尊重するのって大事だよね。逆に親が無理やりさせても良いことはないなって。
アカリ:長女はもともと勉強が好きで、家庭教師を付けていたけど、「集団の中での競争も大事」って聞いて塾の集団教室に入れたら合わなくて勉強嫌いになり、「高校なんて行かない」って言い出したことがあって…。でも、ずっと「やりたい」って言ってたバレーボールをはじめたら、「バレーボールができる高校に行きたい」って頑張るようになった。やりたいことが見つかって意識が変わったみたい。
ジュリ:確かに、親が勝手に焦るのは良くないのかもね。長女の友達には1週間に5つ以上の習い事をしている子もいて、私もそれが当たり前なんだと思っていた時期があった。「何かさせないと」って焦って自分も無理してしまって…。子どもの気持ちを尊重しつつ、自分の時間も大切にしないと親子でつぶれちゃう!
アカリ:周囲に惑わされず、子どもとしっかりコミュニケーション取って、「何がしたいのか、本当にしたいのか、うちの環境でできるのか」をいっしょに考えていくのが一番ということだね。
アイコ:うんうん。そうしていろいろな経験をさせていくうちに、その子にピタッと合ったものが見つかったらいいよね。
アカリ:小4の次女は本人の希望でダンスや硬筆をしてきたけど、夢中になれるものはまだ見つかってないかな。
ジュリ:うちの長女は2才半からはじめた英語にピタッとハマり過ぎて、「今後の人生、日本語を喋っていくつもりはない」って言ってる(笑)。
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