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人見知りでも大丈夫!友達との関わりを応援する絵本

Q.息子は人見知りで、なかなかお友達と遊ぼうとせず少し心配です。 友達との関わりを応援する絵本を教えてください。
(5才男の子のママ)

友達の良さが伝わる優しい絵本がおすすめ

子どもは3~4才くらいから、友達との関わりを通して社会性を身につけていきます。人見知りは決して悪いことではなく、大切な成長の過程である、ということを前提として、友達と関わることの楽しさが伝わる絵本を紹介します。

 

『きみたち きょうから ともだちだ』は、年長さんが新入園児を迎える時のお話です。お子さんの園と比べて読むとまた、新しい発見になりますよ。

『きみたち きょうから ともだちだ』 

中川ひろたか/文

長谷川義史/絵

朔北社

期待と不安でいっぱいの新入園児さんの案内役を、先生に代わって年長さんがするお話です。ルールや遊び場所を教えたり、けんかの仲裁をしたり。これから入園する子、年長になる子、どちらにもおすすめ。


友達になるきっかけを教えてくれるのが『ふたごのひよちゃんぴよちゃん はじめてのようちえん』。初めて幼稚園に来たひよこちゃんたちの姿にドキドキワクワクするはずです。

『ふたごのひよちゃんぴよちゃん はじめてのようちえん』

バレリー・ゴルバチョフ/作・絵

なかがわちひろ/訳

徳間書店

はじめての幼稚園で不安なふたごのひよこ。友達に声をかけてもなかなか遊んでもらえず…。でも、それには理由があって、お迎え時には仲良くなれていました。小さな子どもの気持ちを丁寧に描いた一冊。


ママにおすすめなのは『あめふり あっくん』。登園して泣いているあっくんを友達がなぐさめる姿を通して、ママだけでなくお子さんも一緒に友達の温かさを感じることができます。

『あめふり あっくん』

浜田 桂子/作・絵

佼成出版社

登園してママから離れたあっくんは泣いてばかり。友達がなぐさめても泣き止やまず、あっくんの「あめふり」を応援し始めると、いつの間にかあめふりチャンピオンになっていました。


親子で読んでほしい『ひとりでぼっち』は、一人が大好きな女の子が友達の良さを知るお話です。表現が苦手な子どもの心を代弁しているようなこの絵本は、きっと子どもの気持ちに寄り添えますよ。

『ひとりでぼっち』

くすのきしげのり/作

ふるしょうようこ/絵

学研

ひとりの時間が大好きなはなちゃんが、ある日ちょっとした失敗をします。すると、友達が手伝ってくれて胸があったかくなり、「ひとりの時間が大好きだけど、みんなと一緒も楽しいな」と気づくお話です。

◆お話を伺ったのは

絵本と図鑑の親子ライブラリー ビブリオキッズ
司書 安藤宣子さん


福岡市南区にある「こどもの歯科」に併設する親子のための図書館の絵本司書。司書歴30年、読書アドバイザーの資格を持ち、本を通して地域の子育てを応援している。

取材・文/井みどり

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