【特集】子育てを快適にする!リノベーションの家づくり

既存の建物を間取りやデザインから一新するリノベーションは、新築・中古に並ぶマイホーム選びの選択肢として人気を集めています。なぜ今リノベーションが選ばれているの?その魅力や子育てを重視した上手なリノベポイントをご紹介!

リノベーションを選ぶメリットとは?

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コソダテリノベ

代表 空田 真之さん

リクルートで培った人材教育の経験と不動産業の知識を活かし「コソダテリノベ」を設立。保育園の開発や教育セミナーの企画・運営も手掛ける。1才&5才の2児のパパ

【1】希望の立地が選びやすい

都市部では中古価格も高騰していますが、リノベ費用を合わせても、コストは同じ立地の新築の2/3~4/5程度で収まるケースがあります。狙い目は、物件価値の下落が落ち着く築20年以降。売主が個人なら消費税がかからないというメリットも!

【2】生活に合わせた間取りをつくれる

既存の間取りに自分の生活を合わせるのではなく、自分の生活に間取りを合わせていくことができます。例えば、部屋全体を広いワンルームにして、将来個室を作るという設計も可能。多様性が尊重される今、生活スタイルでも自分らしさを発揮できるのはリノベのいいところ。

【3】こだわりのデザインが実現できる

新築でもデザインにこだわることはできますが、その分費用は上がります。費用を抑えながら理想のデザインを追求するなら、リノベーションがおすすめ。せっかくならリノベーション済み物件ではなく、手つかずの中古物件を購入して、自分好みの家づくりを楽しんでください。

【4】希望の立地が選びやすい

駅近など立地のいい場所には、すでに建物が建っている場合がほとんど。再開発などで一気に売り出されることもありますが、立地条件のよさは、当然価格にも反映されます。中古物件なら、価格を抑えながら学区や商業施設の場所、眺望なども吟味して選ぶことができます。

整理収納アドバイザー・能登屋英里さんの場合

リノベDATA

■住居地:東京都世田谷区

■広さ(間取り):52㎡(1LDK+WIC)

■施工費:約800万円

■施工:大和工芸株式会社

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【能登屋英里さん】
整理収納アドバイザー、住宅スペシャリスト。夫と娘の3人暮らし。アパレルショップのディスプレイ担当の経歴を活かしたインテリア、整理収納に定評あり。収納・導線を含むリノベーション前からの相談にも応じている。

目指したのはカフェのような心地よい空間

築46年のヴィンテージマンションを5年ほど前にリノベーションした能登屋英里さん。“立地とカフェ風の心地よい空間”という譲れない条件を考えた末に辿り着いたのが、リノベーションという選択肢だったそうです。当時はまだ結婚したばかりで、ご主人との2人暮らし。52㎡の1LDK+ウォークインクローゼットという間取りは、子どもを持つことを想定すると、決して広いとは言えませんが、海外暮らしと仕事で培ったインテリアの知識を活かして、整理収納と導線を考慮した設計を自身で行い、心地よい空間を実現しました。

「リノベーションのよさは、扉ひとつ、コンセントひとつ、何もかもをハウスメーカー仕様ではなくて、幅広い選択肢の中から自分好みにチョイスできること。でも、特に子育て世代は、子どもの成長と共にライフスタイルが大きく変化していくので、作り付けの家具などは最低限に抑えて、自由度の高い部屋を意識しました」。そう話す能登屋さんの部屋には、扉付きの収納はたったひとつだけ。作り付けの食器棚やリビング収納はひとつもありません。現在は3才の娘さんとご主人と3人暮らし。リビングのキッズスペースにあるおもちゃを収納する棚は、ゆくゆくは勉強スペースの仕切り棚になったり、夫婦の趣味に使ったり、その時々に合わせて変化していくそう。その自由さこそが、心地よい暮らしを手に入れる鍵なのかもしれません。

赤ちゃんのときにはベッドを置いていたというリビングの一角は現在キッズスペースに。収納棚は勉強スペースの仕切りになることも想定しています。

洗面台はリノベーションで人気の実験用シンクを使って造作。大きめだから何でも洗えて、お手入れもラクちん。鏡はイケアにて格安で購入。コストのメリハリも大事にしています。

参考にしたい!子育て世帯のリノベ事例

【事例1】

子ども部屋を広いワンルーム化して、将来の「寝床」としてのロフトスペースを作成

リビングの一角には子どもたちが楽しく読書できる絵本たっぷりの「プチ図書室」(プレイルーム)も確保

リノベDATA

■住居地:福岡県田川市

■家族構成:夫・妻・妻の母・妻の妹、子ども3人

■広さ(間取り):戸建て約145㎡(4LDK+2WIC+プレイルーム)

■築年数:不明

■施工費:約2,200万円

■設計・施工:株式会社はぴりの

【事例2】

将来子ども部屋としても間仕切り可能なこだわりのパーテーション

リノベーション_パーテーション

趣味のロードバイクやこだわりの家具がかっこよく配置されたご主人のワークスペース

リノベDATA

■住居地:東京都世田谷区

■家族構成:夫・妻・子ども2人

■広さ(間取り):マンション88㎡(2LDK)

■築年数:築35年

■施工費:約731万円

■設計・施工:株式会社空間社

【事例3】

玄関に土間スペースを確保。ベビーカーや自転車はもちろん、将来は部活道具置き場などに活用できる

洗面台を廊下に設置することで、帰宅後すぐに手を洗える導線に

リノベDATA

■住居地:大阪市大阪府

■家族構成:夫・妻・子ども1人

■広さ(間取り):マンション70㎡(1LDK+S)

■築年数:築15年

■施工費:約750万円

■設計・施工:株式会社アートアンドクラフト

子育て世帯にとって、子どもの将来を見据えた場合にどんな家づくりが最適なのか、気になるところですよね。例えば子どもが小さいうちは必要だと思っていたことが、将来は必要ではなくなるかもしれません。また、子どもの能力を育てる間取りにしたい!と思っている人も多いのではないでしょうか。


次回は、子育て世帯がリノベーションをする時に気を付けたい4つのポイントを、子育てファミリーに特化したリノベーションを行う「コソダテリノベ」代表の空田さんに伺います。

(取材・文/門司智子、リトル・ママ編集部 能登屋さん宅撮影:土居麻紀子)

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