【特集】子育てを快適にする!リノベーションの家づくり

既存の建物を間取りやデザインから一新するリノベーションは、新築・中古に並ぶマイホーム選びの選択肢として人気を集めています。なぜリノベーションが選ばれているの?その魅力や子育てを重視したリノベポイントをご紹介!

整理収納アドバイザー・能登屋英里さんの場合

リノベDATA

■住居地:東京都世田谷区

■広さ(間取り):52㎡(1LDK+WIC)

■施工費:約800万円

■施工:大和工芸株式会社

1N7A8265

【能登屋英里さん】
整理収納アドバイザー、住宅スペシャリスト。夫と娘の3人暮らし。アパレルショップのディスプレイ担当の経歴を活かしたインテリア、整理収納に定評あり。収納・導線を含むリノベーション前からの相談にも応じている。

目指したのはカフェのような心地よい空間

 築46年のヴィンテージマンションを5年ほど前にリノベーションした能登屋英里さん。“立地とカフェ風の心地よい空間”という譲れない条件を考えた末に辿り着いたのが、リノベーションという選択肢だったそうです。当時はまだ結婚したばかりで、ご主人との2人暮らし。52㎡の1LDK+ウォークインクローゼットという間取りは、子どもを持つことを想定すると、決して広いとは言えませんが、海外暮らしと仕事で培ったインテリアの知識を活かして、整理収納と導線を考慮した設計を自身で行い、心地よい空間を実現しました。

 「リノベーションのよさは、扉ひとつ、コンセントひとつ、何もかもをハウスメーカー仕様ではなくて、幅広い選択肢の中から自分好みにチョイスできること。でも、特に子育て世代は、子どもの成長と共にライフスタイルが大きく変化していくので、作り付けの家具などは最低限に抑えて、自由度の高い部屋を意識しました」。そう話す能登屋さんの部屋には、扉付きの収納はたったひとつだけ。作り付けの食器棚やリビング収納はひとつもありません。現在は3才の娘さんとご主人と3人暮らし。リビングのキッズスペースにあるおもちゃを収納する棚は、ゆくゆくは勉強スペースの仕切り棚になったり、夫婦の趣味に使ったり、その時々に合わせて変化していくそう。その自由さこそが、心地よい暮らしを手に入れる鍵なのかもしれません。

赤ちゃんのときにはベッドを置いていたというリビングの一角は現在キッズスペースに。収納棚は勉強スペースの仕切りになることも想定しています。

洗面台はリノベーションで人気の実験用シンクを使って造作。大きめだから何でも洗えて、お手入れもラクちん。鏡はイケアにて格安で購入。コストのメリハリも大事にしています。

リノベーションを選ぶメリットとは?

アセット 3@4x-100

コソダテリノベ

代表 空田 真之さん

リクルートで培った人材教育の経験と不動産業の知識を活かし「コソダテリノベ」を設立。保育園の開発や教育セミナーの企画・運営も手掛ける。1才&5才の2児のパパ

【1】希望の立地が選びやすい

都市部では中古価格も高騰していますが、リノベ費用を合わせても、コストは同じ立地の新築の2/3~4/5程度で収まることも。狙い目は、物件価値の下落が落ち着く築20年以降。売主が個人なら消費税がかからないという利点も!

【2】生活に合わせた間取りをつくれる

既存の間取りに自分の生活を合わせるのではなく、自分の生活に間取りを合わせていくことができます。例えば、部屋全体を広いワンルームにして、将来個室を作るという設計も可能。多様性が尊重される今、生活スタイルでも自分らしさを発揮できるのはリノベのいいところ。

【3】こだわりのデザインが実現できる

新築でもデザインにこだわることはできますが、その分費用は上がります。費用を抑えながら理想のデザインを追求するなら、リノベがおすすめ。せっかくならリノベ済み物件ではなく、手つかずの中古物件を購入して、自分好みの家づくりを楽しんでください。

【4】希望の立地が選びやすい

駅近など立地のいい場所には、すでに建物が建っている場合がほとんど。再開発などで一気に売り出されることもありますが、立地条件のよさは、当然価格にも反映されます。中古物件なら、価格を抑えながら学区や商業施設の場所、眺望なども吟味して選ぶことができます。

参考にしたい!子育て世帯のリノベ事例

【事例1】

子ども部屋を広いワンルーム化して、将来の「寝床」としてのロフトスペースを作成

リビングの一角には子どもたちが楽しく読書できる絵本たっぷりの「プチ図書室」(プレイルーム)も確保。

リノベDATA

■住居地:福岡県田川市

■家族構成:夫・妻・妻の母・妻の妹、子ども3人

■広さ(間取り):戸建て約145㎡(4LDK+2WIC+プレイルーム)

■築年数:不明

■施工費:約2,200万円

■設計・施工:株式会社はぴりの

【事例2】

将来子ども部屋としても間仕切り可能なこだわりのパーテーション

リノベーション_パーテーション

趣味のロードバイクやこだわりの家具がかっこよく配置されたご主人のワークスペース。

リノベDATA

■住居地:東京都世田谷区

■家族構成:夫・妻・子ども2人

■広さ(間取り):マンション88㎡(2LDK)

■築年数:築35年

■施工費:約731万円

■設計・施工:株式会社空間社

【事例3】

玄関に土間スペースを確保。ベビーカーや自転車はもちろん、将来は部活道具置き場などに活用できる

洗面台を廊下に設置することで、帰宅後すぐに手を洗える導線に。

リノベDATA

■住居地:東京都世田谷区

■家族構成:夫・妻・子ども2人

■広さ(間取り):マンション88㎡(2LDK)

■築年数:築35年

■施工費:約731万円

■設計・施工:株式会社空間社

住宅・教育のプロが教える!未来を見据えた「子育て」×「リノベ」のススメ

取材協力:コソダテリノベ代表 空田真之

【1】10年後のライフスタイルは変わります!

転勤や転職、子どもの進学やきょうだいが増えるなど、10年後の生活は今と同じではありません。ライフステージに合わせて部屋の用途や間取りを変えていくことができる設計にしましょう。住み替えを考えて、貸せる家にしておくという考え方もあります。

【2】教育費は上昇中!上限予算を厳守して優先順位を

家計に占める教育費の割合は増加傾向にあります。また子ども自身が学費の高い進学先や留学を希望する可能性も。余裕を持って教育費を準備するために、重視したい要素の優先順位を決め、予算内に抑えることは大切。コソダテリノベでも最初の打ち合わせでライフプランを組んでいます。

【3】リビングのワークスペースが子どもの社会性を育てる!

転勤や転職、子どもの進学やきょうだいが増えるなど、10年後の生活は今と同じではありません。ライフステージに合わせて部屋の用途や間取りを変えていくことができる設計にしましょう。住み替えを考えて、貸せる家にしておくという考え方もあります。(写真:コソダテリノベ提供)

【4】スペースに限りがあるなら子ども部屋は小さくてOK!

最近は、子ども部屋をあえて「寝るだけの部屋」として狭くするご家庭も。子ども部屋を快適にしすぎないことで、自然とリビングに家族が集まる時間も増えそうです。

最後に…「知っておきたいリノベに大事な物件選びのこと」

例えば、建物を柱や梁ではなく、壁で支える「壁式構造」は、間取りの変更ができないのでリノベーションには不向き。またマンションの場合、管理組合の規約によっては改築工事をしづらい場合も。リノベーション向きの物件探しから管理組合との折衝、設計相談までワンストップで行ってくれるリノベーション会社に相談するのがおすすです。

(取材・文/門司智子、リトル・ママ編集部 能登屋さん宅撮影:土居麻紀子)

関連記事

リトル・ママ首都圏版

★首都圏を中心に幼稚園・保育園等で配布する育児情報フリーペーパー!(PDF)

リトル・ママ東海版

★東海エリアの幼稚園・保育園等で配布する育児情報フリーペーパー!(PDF)

リトル・ママ関西版

★関西エリアの幼稚園・保育園等で配布する育児情報フリーペーパー!(PDF)

リトル・ママ九州版

★九州エリアの幼稚園・保育園等で配布する育児情報フリーペーパー!

リトル・ママ北九州版

★北九州エリアの幼稚園・保育園等で配布する育児情報フリーペーパー!(PDF)

今月のプレゼント

★アンケート回答でプレゼントに応募できる!

応募締切:2020/1/14

今月のプレゼント

ページ上部へ戻る