耳垢の自宅でのケアは、以下の点に注意しましょう。
■入り口から1cm以上奥に入れない
耳の入り口から粘膜までの長さは3cm程度しかないので、奥へ入れすぎないように気を付けること。
皮脂が分泌される皮脂腺は入口から1cmくらいのところにあり、それより奥に耳垢が作られることはありません。
もし、奥にあるとしたら、子どもが触るなどして入り込んだものなので、耳鼻科で取ってもらいましょう。
■力を入れずに優しく
柔らかい綿棒を使って、入り口付近を一周回すようにして、掻き出します。
耳の皮膚はとてもデリケートなので力を入れずに、優しくすること。乾いた耳垢の人は、綿棒の先にオイルなどを付けると、より取りやすくなるでしょう。
タイミングは、皮膚がふやけているお風呂上りがおすすめです。