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「ありがとう」が増えれば夫婦のコミュニケーションはうまくいく【小川大介の子育てコーチング】

「夫婦で子育ての意見が食い違う」「夫が話をちゃんと聞いてくれない」と悩むママは少なくありません。子育ての第一歩は、夫婦の“子育てビジョン”を共有すること。

最終回の今回は、夫婦のコミュニケーションについてお話しします。

パパに話をする時は声かけに少し工夫を

子どもの健やかな成長を育むには、一番近くにいるママの気持ちの余裕が大切です。でも、子育ては大変なことも多く、忙しくて余裕がなくなってしまうこともありますよね。そんな時は、ママの気持ちがパンクしてしまう前に、パパにヘルプを出しましょう。

ただ男性は、「相談されている=解決策を示さなければ」と考えてしまいがち。「話を聞いて」と思っているママとは意識のズレが起こってしまうんです。「こんなことに困っているから助けてほしい」「ちょっと話を聞いてくれると嬉しい」など声かけを少し工夫すると、パパにも伝わりやすいのではないでしょうか。

互いを尊重しながら子育ての“軸”を決める

しつけや教育方針に関する考え方の違いも、よく聞かれる悩みのひとつです。そもそも価値観とは、自分が育ってきた環境によって培われるもの。それぞれが相手の価値観を尊重しながら歩み寄る必要があります。心がけたいのは「子どものために最も大事なことは何か」という“子育てビジョン”を夫婦で共有すること。軸がしっかりしていれば、考え方の違いが起こった時も話し合いがしやすくなります。

もし夫婦のコミュニケーションがうまくいかないと感じたら、「ありがとう」の数を倍にしてみましょう。「ありがとう」と言われて嫌な気分になる人はいませんし、「こちらこそありがとう」と返したくなるはず。そんな両親の姿を間近に見ることで、子どもの思いやりの心も育つと思いますよ。

手のひらを使ってテーブルの幅を測ります。「ママの手のひらだと3つ分だね。〇〇ちゃんの手だといくつ分になるかな?」と子どもに測らせてみてください。

また、「あの電柱まで何歩で行けるかな?」と挑戦させる「歩幅遊び」もおすすめです。長さの実感を持たせておくと、後から単位を学んだ時に子どもがすっと理解しやすくなりますよ。

◆この遊びを通して育つのは?

*長さを実感できる
*何かを基準にして測る感覚が 養える

小川大介●教育専門家。京大卒業後、プロ個別塾SS-1を設立。6000回の面談を通して子どもが伸びる秘訣を見出す。現在、幼児教育から企業人材育成まで幅広く活躍中。著書に『1日3分!頭がよくなる子どもとの遊びかた』(大和書房)など

ママ子育てコーチングの小川大介先生

小川先生から読者のみなさんへ

子育てコーチングをご愛読くださったみなさん、小川大介です。連載は今回が最終回ですが、僕が皆さんを応援する想いは続きます。僕と一緒に「見守る子育て」を重ねていきましょう!

取材/加藤朋実、イラスト/正田真穂

小川先生の新刊を3名様にプレゼント!

『自分で学べる子の親がやっている 「見守る」子育て』

1,400円+税

KADOKAWA

ヒット書籍『頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て』に続く第2弾。今回は、子どもの「勉強」「遊び」「生活習慣」「人間関係」について、より具体的に事例を紹介しながら、子育てで知っておきたい“コツ”を教えます。

【応募締切:2021年3月9日(火)】

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