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園や学校の再開はホッとした?不安?ママと子どもの心境を調査!【アンケート】

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言がついに解除され、3月頃より休園や休校になっていた多くの幼稚園・保育園や学校が、5月下旬から6月上旬にかけて再開しました。

宣言が解除されたとはいえ、新規感染者数がゼロになったわけではありません。そんな中での再開について、リトル・ママ会員アンケートでは、園や学校に子どもを通わせているママにリアルな声を聞いてみました。

園や学校が再開して保護者の心境の変化は?

※2020年6月4日~6月7日リトルママ会員アンケートより(回答数=505人のうち、「園や学校に通っている子どもがいる」と答えた314人が回答)
不安と安堵が入り混じる、複雑な気持ちが伺える結果となりました。

「ホッとしている」が32.5%、「不安に感じている」が26.5%と、若干ですが学校再開をプラスに考えている人が多いようです。(「不安も安堵も両方感じている」と答えた人を除いての比較)

ママ達がどのような気持ちでいるのか、それぞれの意見を覗いてみましょう。

再開に前向き!ホッとした

①ワーママの大変だった日々からの解放

「在宅勤務中に子どもを見る必要があり、仕事を中断して相手をしたり、公園に連れて行ったり大変だった。子ども自身もテレビ漬けになったり、生活リズムが崩れたり影響が出ていた。保育園が再開して良かった」(東京都・3才・正社員)

「看護師なので緊急事態宣言中も仕事を休めず、子どもを毎日電車で保育園に通わせていたのが辛かった。周りの目が痛かったが、今は電車に乗っている子どもも増え、何となく気持ちがラク」(千葉県・1才・正社員)」

②子どもにも必要な、社会の存在

「コロナの感染リスクはあるが、子どもはやはり同年代の子同士遊ぶ場が必要だと思うから」(神奈川県・0才、3才・育休産休中)

「家の中が退屈なのか、子どもがどんどん無気力になっている気がしていたので、幼稚園が再開して交流や遊びの種類が増えることを期待している」(東京都・2才、4才・専業主婦)

「親が勉強を教えてあげることの難しさを痛感。学校が始まって生から教えてもらえることに安心している」(神奈川県・3才、小学校低学年・専業主婦)

③我が子も自粛疲れ?

「自粛中、保育園に行きたいと泣いていた。保育園に行けるようになってお友達や先生と遊べて楽しかったようで、その笑顔にホッとした」(熊本県・3才・その他)

④これが一番深刻だった?ママのメンタルが限界

「毎日どうやって遊んで疲れさせようかという悩みが減った。下の子と2人の時間を持てるようになった」(愛知県・1才、4才・専業主婦)

「家の中男子3人とテレワークの夫と四六時中一緒にいる状況に、どんどん疲弊していった。子どものわがままもひどくなり、怒ることにも疲れていた」(広島県・2才、4才、小学校低学年・専業主婦)

再開に不安を感じる

①感染予防対策がきちんとできるか心配

「集団生活での感染リスクが一番不安。マスク、手洗いをきちんと実践してもらえているかみえづらく、子ども自身もどこまで自分でできているのかわからないので」(埼玉県・3才・専業主婦)

「各家庭で対策しているとは思うけど、みんながみんな同じ危機感をもっているわけではないので対策レベルの異なる児童たちを一緒にすることに不安を感じる。また大人の監視下から外れたとたんに子どもは密集してしまうし、色んな所に触れてしまう」(神奈川県・0才、2才、6才・専業主婦)

「まだ1才なので、なんでも口に入れてしまうし、いろいろ触ってしまうので」(埼玉県・0才、1才・育休産休中)

「喘息があるので、コロナにかかったらひどくなるのではないか」(東京都・5才・自営やフリーランス)

②クラスターや第2波に対する警戒

「クラスターが起こる不安。子どもたちは保育園、学校、公園など行く場所は想像がつきますが、各保護者は危険といわれている夜の飲食街に行ったり、都心に仕事に出かけたり感染する機会は子どもより多い。家庭内感染でかかった子どもによるクラスターが心配」(東京都・0才・育休産休中)

「第2派が絶対にきそうな気がする」(神奈川県・0才、4才・専業主婦)

「親が勉強を教えてあげることの難しさを痛感。学校が始まって生から教えてもらえることに安心している」(神奈川県・3才、小学校低学年・専業主婦)

「喘息があるので、コロナにかかったらひどくなるのではないか」(東京都・5才・自営やフリーランス)

③先が見えない状況での判断の難しさ

一番多かった回答が、「不安も安堵も両方感じている」(33.8%)でした。 メリットもデメリットも同じくらいに感じ、どちらとも言えないママ達の苦悩が伺える回答がたくさんあったので一部ご紹介します。

「小学生なので勉強が気になるが、運動会や発表会がなくなり、子どもたちの気持ちはどうなのか心配だし、新型コロナも今後どうなるのかが不安。でも、学校が再開したのは一安心」(北海道・6才、小学校低学年・アルバイトやパートタイム)

「治療法やワクチンもない中での学校再開も、学校によって授業内容にかなり差があることも全て不安。ただ、家で勉強を教えるのが大変でイライラして寝る前に自己嫌悪に陥っていたので、それこから少しだけ開放されるのは嬉しい」(東京都・小学校低学年・アルバイトやパートタイム)

「小学校でクラスターが出てるし、子ども達にソーシャルディスタンスは無理だと思う。でも、友達とたくさんかかわることは大切だと思う」(宮城県・1才、小学校高学年・専業主婦)

不安も安堵も両方感じる

一番多かった回答が、「不安も安堵も両方感じている」(33.8%)でした。 メリットもデメリットも同じくらいに感じ、どちらとも言えないママ達の苦悩が伺える回答がたくさんあったので一部ご紹介します。

「小学生なので勉強が気になるが、運動会や発表会がなくなり、子どもたちの気持ちはどうなのか心配だし、新型コロナも今後どうなるのかが不安。でも、学校が再開したのは一安心」(北海道・6才、小学校低学年・アルバイトやパートタイム)

「治療法やワクチンもない中での学校再開も、学校によって授業内容にかなり差があることも全て不安。ただ、家で勉強を教えるのが大変でイライラして寝る前に自己嫌悪に陥っていたので、それこから少しだけ開放されるのは嬉しい」(東京都・小学校低学年・アルバイトやパートタイム)

「小学校でクラスターが出てるし、子ども達にソーシャルディスタンスは無理だと思う。でも、友達とたくさんかかわることは大切だと思う」(宮城県・1才、小学校高学年・専業主婦)

園や学校が再開して子どもの様子は?

※2020年6月4日~6月7日リトルママ会員アンケートより(回答数=505人のうち、「園や学校に通っている子どもがいる」と答えた314人が回答)
新型コロナウイルスの怖さを知っている大人は複雑な思いですが、子ども達はどうでしょうか。
アンケート結果によると、久しぶりの集団生活を楽しんでいる子どもが64.5%と半数以上を占めているようです。

再会して嬉しそう・楽しそう(64.5%)

久しぶりのお友達や先生に、嬉しそうな顔が浮かぶコメントが多く寄せられました。 なかには体にも嬉しい変化があったという人も!

「毎日、明日も行ける?と聞いてくる。行けるようになったのが本当に嬉しい様子」(大阪府・1才、4才・育休産休中)

「新1年生なので、やっと学校に行けると喜んでいる」(東京都・0才、4才・小学校低学年・育休産休中)

「久しぶりの園で寂しがらないか心配だったが、久しぶりの友達や先生と再会して、今まで離れていた分を取り戻すかのように楽しく過ごして帰ってくる。休園前より園でのことを詳しく話すようになった」(大阪府・4才・専業主婦)

「兄弟と家で遊んで過ごすのも楽しかったが、幼稚園でお友達や先生に会えたのがすごく嬉しかったみたいで、毎日たくさん話をしてくれる」(埼玉県・1才、4才・育休産休中)

「運動量が増えたからか、太り気味だった息子がシュッとしてきた。また、宿題や勉強などの意欲も高くなっている」(北海道・小学校低学年・正社員)

社会生活が、子どもにとって大きな意味を持っていることを改めて感じさせてくれますね。

疲れや不安を感じている(10.2%)

一方で、比較的少数派ではあったものの、自粛期間中のおうち時間に心地よさを感じており、新しい生活にまだ慣れない子もいるようです。

「お家が大好きなので、あまり行きたがらなかった」(東京都・4才・正社員)

「友達と遊ぶことよりママと遊ぶ方がいいと言って、行きたがらない」(奈良県・2才・自営やフリーランス)

「友達と会えたのは嬉しかったようだが、分散登校なのでクラス全員には会えず、学校生活のリズムを取り戻すのに時間がかかりそうで疲れている。勉強も急に難しくなったので、理解できるか心配」(東京都・小学校低学年・育休産休中)

※アンケートの意見から抜粋

いつもと変わらない(25.3%)

「まだ0才なので特になし」(大阪府・0才・その他)

「もともと閉園にならなかったので、いつもどおり通っています」(神奈川県・2才、妊娠中・育休産休中)

「いつもと変わらない」と答えた人は、まだ乳児だったり緊急事態宣言後も通園状況が変わらない人が多い結果となりました。

まとめ

今回初めて経験することになった、新しい感染症による休校・休園とその再開。
未知なことも多く不安が残る再開に戸惑うママ達の声が多く寄せられました。
一方、子ども達はというと、集団生活の場を純粋に楽しんでいる子が多いことがわかりました。そんな子どもの笑顔をこれからも守っていくため、私たち保護者に何ができるか改めて考えさせられました。一人ひとりが工夫し健康管理に気をつけながら、withコロナの新しい園・学校生活をサポートしていきたいですね。
(リトル・ママ認定ママライター 荻野目えりか)

回答者データ(回答数=515)

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