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将棋指導員が解説!将棋が幼児期からの遊びにおすすめな4つの理由

将棋

藤井聡太七段の活躍で一気に注目を浴びた将棋。その魅力は、楽しみながら、集中力や想像力などが培えるところ!子どもと遊びながら、時には真剣に対局しているママライター・宇田美和が将棋のあれこれをご紹介。

子どもの遊びに将棋がオススメな理由

先生

論理的な思考力、集中力が高まる

将棋は相手の戦略を読んだり出方をみたり、守りと攻め、仕掛けるタイミングなど、数多くの戦法が存在する奥深いゲーム。無数の選択肢から最良だと思う手を打ち続ける(考え続ける)ので、自分で工夫して考える力が身につきます。

粘り強くなる

将棋では、不利な状況でも粘りながら続けていると、形勢を逆転できることがよくあります。相手に押され気味でも諦めずに、奪った駒をどううまく利用するかを考えることが勝ちにつながります。

負けを認める態度が身につく

勝敗は、全て自分の決断力と集中力の結果です。負けた方が「負けました」と自分で言うことで対局が終わります。負けを認める勇気、そこから生まれる悔しさが、人間としての大きな成長に繋がります。

礼儀とコミュニケーション力がつく

「お願いします」「負けました」「ありがとうございました」などの挨拶を大事にするため、礼儀も学ぶことができます。対戦する中で会話も生まれ、親子ならばより一層コミュニケーションが深まることでしょう。
一番大切なことはとにかく楽しむこと!
子どもは、将棋の中に自分で面白さや、楽しさを見つけ出そうとします。そして楽しいと感じると集中します。すると苦労しながらも、勝ちたいという思いが自然に強くなるものです。工夫する楽しさ、相手に勝つ楽しさ、自分がうまくなる楽しさなど、将棋には楽しめる要素がたくさんあります。

どんな将棋を選んだらいいの?

まずは遊び感覚で楽しめるものを
おもちゃの将棋には、駒に進む方向が書いてあるものもあり、その通りに動かせばいいので、子どもでもすぐに覚えることができます。「スタディ将棋」や「どうぶつ将棋」なども人気で、おもちゃ屋さんやネット通販、100均などでも購入できます。子どもは、感覚的なことをすごいスピードで身につけるので、最初から普通の将棋でもOK!
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*「詰む」とは、王(玉)将の逃げ場がなくなること。

*「成る」とは、相手の陣内(向こう端から3段目以内)に入り、駒を表から裏へひっくり返し、駒の動かし方を変えることができること。

ゲームの流れとルール

まずは、将棋駒40枚を図のように
盤面に並べてからゲームを始めます。

ゲームの流れ
交互に自分の駒を動かして相手の駒を奪い合い、相手の王(玉)将を先に取った人の勝ち。
ルール

将棋盤の自分側から3段目までのマスを自陣、相手側から3段目までのマスを敵陣と呼びます。

順番を決めたら、先手の方から自陣の駒を1枚動かしていきます。自分の駒と相手の駒がぶつかったときに、相手の駒側に進める場合であれば、相手の駒を取ることができます。取った駒は、持ち駒として、好きなときに空いているマスに打つことができます。

王(玉)将を他の駒で追い詰め、いかに早く詰ませるかが勝負のカギ。初めのうちは、相手の次の一手を想像しながら打つと成長が早まります。

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Mamasコメント

💬 駒の動かし方を考えることで、頭の中で試行錯誤を繰り返しているみたい。“金を取られるけど角が取れる”といった比較する力や、苦しい状況を脱しようとする問題解決能力なども鍛えられるかも!



小さい子も楽しめる!駒遊び

将棋倒し

ドミノのように将棋の駒を並べて倒して遊びます。並べた達成感と、音の響きが心地よいく、ルールのわからない小さな子どもでも手指を使って楽しめます。

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将棋くずし

山になった駒を、音が鳴らないように指1本だけを使って取る遊び。音が鳴ったら次の人に交代し、最後により多く取った人が勝ち!※地域によってルールは異なります。

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取材・文/宇田美和

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