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子どもを伸ばす親の「期待」とは?押しつけとの違いを知ろう

 中学受験のプロ・小川大介先生が、乳幼児ママ・パパに送る子育てコーチング第13回。

 これからの社会で必要なのは“自分の強みを発揮できる頭のよさ”。そんな力を育むには「認める、見守る、待つ」の3原則が大切だというお話をしてきました。それを実践した上で、次のステップに進んでみましょう。

親の期待をプラスすることで伸びる才能

 “認める”“見守る”“待つ”の3原則に親の期待が加わることで、子どもの才能は劇的に伸びていきます。

 何か新たに挑戦することは、不安や恐怖を伴うもの。人間は“変化”よりも“現状維持”を求める傾向にあるので、子どものやりたいようにさせるといつまでも現状のままです。そこで勇気と自信を与えて背中をポンと押してあげるのが、“期待する”ということ。あくまで子どもが一歩踏み出すことへの応援であって、押しつけとは違います。

押しつけと期待の違い

 親が想定したレールに子どもを乗せようとするのは、単なる押しつけ。親が自分の不安を解消したいだけという場合もあり、子どもにはただのプレッシャーです。しかもその押しつけは、思うようにいかなかった時に「なんでできないの!」「あなたがやりたいと言ったんでしょ!」と、子どもを責める方向になりがち。

 そうではなく「あなたならきっとできる」という“信頼に基づく期待”を持ちましょう。そう接することで「ママができると言ってくれたから、やってみようかな」という気持ちになってきます。もちろん、動き出すのも、身につけるのも子ども本人ですから、「今はまだタイミングじゃないんだね」と待てる余裕も必要です。

アセット 2

ハンバーグのタネをこねる工程を子どもにバトンタッチ。こね終わったら、「6個作るから6等分にしよう」と仕上げを一緒に。材料や工程からどのように完成するのか実感しやすいのも良い点です。「助かるな~!」とたくさん伝えて、挑戦させましょう。

アセット 3
◆この遊びを通して育つのは?

*図形を等分する感覚が身につく
*料理で起こる現象から好奇心を刺激

イラスト●正田真穂

小川大介●教育専門家。京大卒業後、プロ個別塾SS-1を設立。6000回の面談を通して子どもが伸びる秘訣を見出す。現在、幼児教育から企業人材育成まで幅広く活躍中。著書に『1日3分!頭がよくなる子どもとの遊びかた』(大和書房)など

ママ子育てコーチングの小川大介先生

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