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ママの時間をつくること。それが子どもの自立にもつながる

中学受験のプロ・小川大介先生が、乳幼児ママ・パパに送る子育てコーチング第11回。

新型コロナウイルスの影響で、いつもと違う環境に戸惑うことが少なくないと思います。疲れを感じているママたち、少し発想を変えてひと休みしてみませんか?この状況を逆手に取り、子どもの成長の機会にしてみましょう。

子どもの居場所を

 保育園や幼稚園に行けなかったり、お友達と遊べなかったり…。孤独を感じて元気や自信を失っているけれど、幼児は自分が何にストレスを感じているのかがわからずモヤモヤした気持ちでいることが少なくありません。


 そんな時、子どもが“自分の居場所”を作る上で一番の要素となるのが、ママにほめてもらうこと。どんな小さなことでも「そう、それができたのね!」と子どもの行動を認め、ほめてあげることで子どもは「自分は大丈夫なんだ」と安心の場を得ることができます。

ママも居場所を

 子どもと同様に、ママも疲れていますよね。イライラしてしまって負い目を感じているママ、まずはママ自身を大切に扱ってあげてください。「良いママでいないといけない」と自分を追い詰める必要はありません。ママがリラックスしているだけで、子どもへの温かい声かけは自然とできるのです。そのためにはほんの少し、ママの時間を作ること。お風呂でも、キッチンでもいい、10分だけでもほっと一息ついてリラックスする瞬間を努めて持つようにしましょう。


 それから、仕事や家事など、ママがやらないといけないことがある時は、子どもに前もって話すようにしましょう。子どもは小さいながらも「ママの居場所」というものを意識し、これが“自分は自分”という小さな自立につながっていきます。

bアセット 4

期限を決めて小さな目標を作ってみましょう。お片付けをする、洗濯物をたたむのを手伝う、おりがみを○個作ってみる、など子どものやる気を引き出しながら、楽しめる目標を作って毎日やるようにします。それが上手にできてもできなくても、しっかり見つめほめてあげること。意識的に自分からやる(=自律)、自分でもできる(=自立)の気持ちを導き出すチャンスになります。

bアセット 5
◆この遊びを通して育つのは?

*自己決定力が身につく
*自分を律することを知る

イラスト●正田真穂

小川大介●教育専門家。京大卒業後、プロ個別塾SS-1を設立。6000回の面談を通して子どもが伸びる秘訣を見出す。現在、幼児教育から企業人材育成まで幅広く活躍中。著書に『1日3分!頭がよくなる子どもとの遊びかた』(大和書房)など

ママ子育てコーチングの小川大介先生

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