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新型コロナ予防のため「子どもの予防接種は遅らせた方がいい?」答えは「ノー」

予防接種

新型コロナウイルスの流行で、小児科医院には「予防接種や健診を遅らせたほうがよいのか」という問い合わせが増えているそうです。
福岡県のふかざわ小児科・深澤院長は「新型コロナウイルスの予防も大切ですが、予防接種も大切です」と話します。

予防接種を受けた方がいい理由、そして健診や予防接種に行く際に保護者が気を付けるべきことも伺いました。


日本小児科学会の回答

小児科学会の正式な回答を紹介します。


乳幼児の健診は、子どもの年齢に応じた起こりやすい病気や問題を早期に見つけるために必要です。


また、予防接種は感染症にかかる前に接種することが極めて大切です。新型コロナウイルス感染症を予防するための対策も大切ですが、過剰な制限によって、予防できる他の重要な病気の危険性にさらされることも避ける必要があります。
 

新型コロナウイルスは、まだまだ数ヵ月の単位での流行が予想されています。その間に健診や予防接種を遅らせることの危険性は大きいと考えられます。


福岡市の状況

現在、福岡市では集団健診が中断されています(※2020年4月取材時)。特に4ヵ月健診は大切ですので、多くの小児科クリニックが4ヵ月健診に対応しています。詳細は、かかりつけの小児科クリニックにご相談ください。


私たち小児科クリニックでの対応​

◆予約制にして時間帯を分ける

大切なことは、健診や予防接種の時間帯と一般診療の時間帯を完全に分けることです。同じ建物だと、どうしても病気の子どもとの接触を避けることはできません。このために予約制にして、十分な時間を取ることで対応しています。

◆付き添いの方へのお願い

付き添いの保護者の方は、できるだけ一人としてください。きょうだいや祖父母などの同伴はできるだけ避けてください。また、当日、保護者の方に発熱や咳などの症状がないことを確認してください。少しでも気になる症状があれば、健診や予防接種の予約はキャンセルしてください。直前でも構いません。


可能な限り、健診や予防接種のときに院内でオムツを替えないこと(新型コロナウイルスは糞便中に排泄されます)も心がけてください。


多くの小児科のクリニックは、安全に予防接種や健診が受けられるような対応を心がけています。お子さんの予防接種や健診を遅らせないようにしてください。


● 情報クリップ ●

子への感染で一番多いのは保護者からの感染です。しかし、不思議なことに15才以下の子どもが重症化することは極めてまれです。さらに、子どもから子どもへの感染もほとんどないことが分かっています。子どもさんへの感染を過剰に心配しないでください。お母さんやお父さんの感染予防が大事です。
ふかざわ小児科
ふかざわ小児科
深澤 満 院長

 診療科目  

小児科・アレルギー科


 診療時間  

◆平日/8:00〜12:00
     14:00〜18:00
◆土曜/8:00〜14:00
◆休診/日曜・祝日


 検診・予防接種 

◆月〜金/14:00〜15:00

 院長経歴 

京都大学で物理学を研究

大阪大学医学部に編入学

福岡市立こども病院・九州大学医学部小児科

平成5年に小児科医院開設

◆住所:福岡市東区若宮1-22-19

◆駐車場:完備

◆代表電話:092(661)8111

◆予約専用電話:050-5840-1130
◆H P:http://www.f-clinic.jp/

ふかざわ小児科

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