着物を着たくないと駄々をこねたり、グズったりしても全てオッケー。だってそれが飾らない日常の一コマで、ありのままの愛おしい姿だから。そんな家族の日常に寄り添い、七五三という日の “今だけ”のストーリーを写真に収めるのが出張撮影。
沼山さんの撮影では、お支度から入ることが少なくないそう。ドキドキの表情、不意に泣き出した顔、ママの優しさに満ちた目線…。お支度の、可愛くて温かな空気感をそのまま写し出します。
参拝では、お子さんと遊びながら撮影し、思いっきり楽しむ姿をパチリ。出張カメラマンは、子どもの気持ちをアゲる技を持っています。「撮影当日は、ママは私たちに全部委ねてくださっていいんですよ」と沼山さん。
「いつか、成長したお子さんが写真を見る時に『あなたはこんなに愛されて、ママはこんな表情であなたを見つめていたんだよ』と、未来へメッセージを贈る気持ちで撮影しています」。