小児は適切な食事・運動で身長が伸びますが、さらに3才を過ぎると重要なのが成長ホルモンです。
成長ホルモンは睡眠中に分泌されるホルモンで、朝寝やお昼寝よりも、夜の睡眠時に最も多く分泌されます。だからこそ、夜の睡眠はとても大切なのです。
分泌のピークは睡眠開始後の2~3時間で、寝入って最初の深い眠り(ノンレム睡眠)のときです。時刻ではなく、睡眠の開始が引き金となり分泌されます。
下のグラフは、子どもの成長ホルモンの分泌パターンを観察したものですが、個人差はあるものの、就寝後2~3時間後に多く分泌されていることが分かります。