「こころの知能指数」と呼ばれるEQは、自分の感情をコントロールしたり、物事をうまく処理したりする能力のこと。例えば、新しいことをするときに、EQの高い子は「自分ならやれる!」と自信を持って挑戦し、最後までやり抜くことができます。また、精神面が安定し、落ち着いて勉強に取り組むことができるので、学力やIQも高くなる傾向にあります。
私自身が公立小学校に勤めていた時に感じたことですが、最近は、心が折れた時に立ち直れない、衝動的な行動をしてしまう、といった子が増えているように思います。周囲と協力し合ったり前向きに物事を捉えたりしながら生きていくためにも、幼児期は特にEQを育てることが大切です。