マドリード在住歴20年。夫、9才長男、7才次男の家族4人でスペインに暮らすNenaさんが送る現地からの子育てレポート第1回。
スペインの教育事情や日本との違いなども紹介します。
息子達は近所の公立学校に通っています。3~5才がインファンティル(幼稚園)、6~11才がプリマリア(小学校)で、同じ敷地内にあります。 スペインでは英語のバイリンガル教育が盛ん。3才は週1コマ、4才は2コマ、5才は3コマと増えていき、小学生では国語(スペイン語)、算数、道徳、宗教以外は全て英語での授業になります。
英語の授業では文法などを習い、社会、理科では難しい英単語を覚えなくてはいけません。当然、クラスの半分はわかっているのかどうか…。長男は今年小学3年生になりましたが、一気に授業内容も難しくなり宿題も増えました。 宿題がない時は教科書などを学校に置いて帰るので、親は何をやっているのかさっぱりわかりません。たまに宿題を持って帰るとなんじゃこりゃー!状態に。そしてなぜか宿題のレベルがとても高く、親も総出で仕上げていかないと提出できないんです!
さて、このバイリンガル教育、中学校に進む時に、英語をもっと突き詰めるのか、他の言語を加えるか(フランス語、ドイツ語)、またはスペイン語だけ、の3コースに分かれます。しかし、スペインの大学受験の登竜門・セレクティビダー(日本でいうセンター試験)は、社会も理科もスペイン語で行われるというオチ(笑)。 スペイン生まれスペイン育ち時々日本の息子達、トリリンガルを目指して勉強していますが、さてどう育っていくのでしょうか?
次回はクラブ活動についてレポートします、お楽しみ♪
Nenaさん
英国留学中に知り合ったスペイン人の彼と結婚、マドリード在住歴20年。9才、7才男の子のママ
★アンケート回答でプレゼントに応募できる!
プレゼント一覧はこちら
読み聞かせをサボりたい時に!? 短いけど面白い絵本
子どもを伸ばす親の「期待」とは?押しつけとの違いを知ろう
トップページに戻る
掲載の記事・写真・イラスト等すべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます
Copyright © リトル・ママ Web All rights reserved.