海外における学校の役割は、必要な知識を学ぶ場所であり情緒的な活動は各家庭に任されているという印象です。
まず北米には入学式がありません。9月1日の学校初日は、私服で学校の前まで送ってあっさりと終わってしまいます。また、チームワークを学べる運動会や文化祭もありませんし、体育や音楽などの授業はそれに特化した学校でなければ、「走る」や「歌う」などの最低限のみ。水泳やクラブ活動、さまざまな楽器に触れる機会もなく、これらは学校外の習いごとで学ぶため、家庭によって子どもの経験値が大きく変わります。他には物への感謝や大切に扱うことを学ぶ、掃除の時間もありません。
どの国にも一長一短はありますが、これらのことは特に日本のほうが魅力的だなと思うのです。できることなら日本と海外の良いとこ取りが理想!ですよね。