生後3ヵ月の赤ちゃんはどれくらい成長する?発育の目安や育児における注意点を紹介!
- 2020/7/1
- 子育て・家族
我が子はちゃんと成長している?と1人目の時は特に心配ですよね。
今回は生後3ヵ月の赤ちゃんの体重や身長などの成長・発育の目安や育児で気を付けたいことを実体験も交えて紹介します。
この記事を読んで成長の目安を確認し、毎日の育児で悩みすぎることのないようにして下さいね。
生後3ヵ月の成長の目安は?
体重や身長
生後3ヵ月頃には皮下脂肪がつき赤ちゃんらしいプヨプヨ感がでてきます。
また、 体重は出生体重の約2倍になるなど急激に成長し、その後だんだんと緩やかに成長するのが特徴です。
多少数値を超えていたり、足りていなくても心配することはありません。
睡眠時間
1日の睡眠時間は13~15時間くらいです。
この頃から1回の授乳量が増えるので 4~5時間まとまって寝るようになり、朝まで寝てくれた!という事もあります。
また、生活リズムがついてくる頃なので昼間に散歩やベビーマッサージをするのもオススメです。
授乳や排泄物の頻度
【授乳】
1度に飲める量が増えるので 授乳回数は1日に5~6回に減っていきます。
しかし、生後3ヵ月頃から満腹中枢が発達してくるので、飲む量が減る赤ちゃんもいます。
私は飲む量が減った時、母乳の分泌量が減ったせいだと思い焦りました。
機嫌がよく元気に動いていていつもと変わった様子がなければ、満腹中枢が発達したんだな、と子どもの成長を喜びましょう。
【排泄】
うんちの回数も、1日2~3回や2~3日に1回 などと減っていきます。
そして、消化器官の発達により水分の吸収量が増えるのでドロドロとした状態になるのも特徴です。
これも成長している証拠ですが、知らなかった私は「丸1日うんちが出なかった!」と慌てて病院へ連れて行きました。
同じように受診するか悩んでいるママへ受診目安です。
- 下腹部が張っている
- おっぱい(ミルク)を飲む量が減った/飲みが悪い
-
うんちが硬く肛門が切れた/うんちをするたびに苦しそう
上記内容が当てはまらず元気で機嫌がよければ様子を見て大丈夫でしょう。
生後3ヵ月の赤ちゃんの発育の特徴
首座り
生後3~4ヵ月頃になると、 自分の頭を首で支えられるようになる赤ちゃんがでてきます。
赤ちゃんの発達には個人差があり、早い子は生後2ヵ月頃、ゆっくりな子も生後4~5ヵ月頃には首が座ります。
▼首座りのチェック方法▼
我が子は生後4ヵ月検診で先生が仰向けの方法でチェックした際、思わず両手で頭を支えてしまう程不安定な状態でした。
母子手帳には「頸座かかりつけへ要観察」と書かれ、その文字を見ては大丈夫なのか…⁉と悩んだものです。
しかし、生後5ヵ月になりかかりつけ医にチェックしてもらった際、「座っているね。のんびり君だね」と言われ救われました。
たそがれ泣き
夕方のある時刻になると急に 理由もなく泣き始める のも生後3ヵ月頃の赤ちゃんの特徴の1つ。
はっきりとした原因は分かっていませんが、成長とともになくなるのでしばらくは抱っこしてあやすなどして付き合いましょう。
とは言え、夕方は家事も忙しくなる時間。たそがれ泣きが始まった当初、私が泣きたくなることもありました。
しかし、家事の前倒しや手抜きで余裕を持てるようになり気持ちが楽になりました。
声を出して笑う
「あ、声を出して笑った!」とママ達の喜びの声が聞こえてくるのも3ヵ月頃です。
我が子は、ほっぺたに口をつけてブーっと息を吐いたり、いないいないばあっ!をするとよく笑っていました。
ママの笑い声や足裏のこちょこちょなど笑いのツボは赤ちゃんによって異なります。
子どものツボを探るのも楽しみの1つです。
生後3ヵ月の赤ちゃんの育児の注意点
検診と予防接種
【3~4ヵ月検診】
生後3~4ヵ月は首が座ってくるなど成長過程でも重要な時期なので、このタイミングで検診があります。
また、ママも悩みや心配事が出てくる頃。検診の際に相談したい事をメモして持っていきましょう。
▼検診の主な内容▼
身体測定:
身長・体重を計測し、乳児身体発育曲線の範囲内の増加であるか、頭囲を計測し小頭症や大頭症の兆候がないか
股関節開排制限:
足の長さの差の有無、左右対称にM字型に両足が開くか、先天性股関節脱臼がないかなど
首のすわり:
仰向けに寝た状態から両手を持ち引き起こし首がついてくるか
首が斜めになっていないか:
出生後から強い向き癖がないか、首にしこりがないかなど
視覚:
ペンライトの光を目の前に持っていくとジーっと見るか、左右・上下に動かすと追うか
聴覚:
聞こえに関するチェック項目(音がする方を向く・あやすと笑うなど)をママが事前に記入し検査
診察:
胸や背中の聴診、おなかや大泉門の触診、皮膚・陰のう(男の子)、外陰
部(女の子)・おへその状態など
予防接種
生後5~6ヵ月頃には生まれた時にママからもらった免疫が落ち始め感染症にかかりやすくなります。
そして、感染症にかかると重篤化し入院する必要がでたり命にかかわることもあります。
そんな感染症から赤ちゃんを守るのが予防接種です。
免疫が落ち始める頃に十分な効果を発揮させる為には、予防接種は複数回受けるものが多いので、 生後2ヵ月頃にデビューする事が大切です。
日本小児科学会が推奨する1才までに接種するワクチンは6種類。同時接種し効率的かつ安全に接種していきましょう。
我が子はインフルエンザの流行と重なり、病院へ行く抵抗感から生後3ヵ月以降のデビューでした。
開始は遅れましたが、かかりつけ医とスケジュールをたて生後10ヵ月前に完了しました。
2回目以降の接種目安は医師に確認すると安心です。
うつ伏せ寝はNG
うつ伏せ寝は 「乳幼児突然死症候群(SIDS ) 」を引き起こす可能性 が高くなると言われています。
3ヵ月の赤ちゃんはまだ、腕や首の筋力が弱く長時間うつ伏せできません。
その為、周りに柔らかいものがあると窒息する可能性があり危険です。
うつ伏せにする際は、目を離さない・柔らかいものを置かない・硬めのマットや畳の上でするなど十分に注意しましょう。
スキンシップをとろう
皮膚と脳は深い関係があると言われています。
その為、 肌に触れるスキンシップにより「愛情ホルモン」というオキシトシンが分泌され愛着関係を深められるそうですよ 。
オキシトシンの分泌は記憶力の向上やストレスに強くなる、アンチエイジングやダイエットの効果など子どもにもママにも嬉しい影響があります。
触れる面が広いスキンシップの方が愛情が伝わりやすいと言われています。
そのため、手のひらで触れるベビーマッサージはオススメです。
ベビーマッサージは、眠りを深くする、肌を丈夫にする効果もあります。
まとめ
子育ては毎日が手探りで不安なことが多いですよね。
そして、赤ちゃんによって成長のスピードが違うことを理解していても同じ月齢の子と比べてしまい落ち込むことも…。
子どもの成長が遅くても早くても、大きくても小さくても個性だと思い我が子の小さな成長を見つけていくと少し心が楽になります。
リトル・ママではママと赤ちゃんが笑顔に、そして元気になれるイベントがたくさんあります。
もちろん、先ほど紹介したべビーマッサージのイベントも開催しています。
イベントによっては絵本の読み聞かせやママ同士で話せる時間もあります。ぜひ赤ちゃんと一緒に参加してみてください。
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リトル・ママ認定ライター Tashiro