小児科医より「今から大学病院へ行けますか?」と。一刻も早く大きな病院で検査が必要とのことでした。私は息子と共に一旦帰宅し、大急ぎでおむつとお茶を多めにリュックに詰め込み、大学病院へ向かいました。
小児科からの紹介状を基に大学病院で再検査。そのまま入院となりました。
「残された娘(当時、保育園年長さん)のお世話をどうしよう」
「職場に連絡しなきゃ、保育園に連絡しなきゃ」
「荷物は何が必要なんだ?部屋にあるのはベッドとテレビだけ」
「入院費はいくらかかるんだろう」
問題は山積みでした。病室に駆け付けた夫と相談。最も重要な問題、娘のお世話については、隣の県に住む祖母(私の母)が泊まり込みで来てくれることになりました。
夫に病室をまかせ、私は一時帰宅し入院準備。衣類、生活用品、食料、おむつ、おもちゃ…スーツケース1つでは収まらないほどの荷物を病室に運び込みました。