コロナ自粛中のマタニティブルーを乗り越え第2子を出産!バブリーたまみさんインタビュー

スーパーポジティブだけど弱い母親代表としての顔を持ち合わせ、全国のママたちに笑いと癒しを届けるママ界のエンターテイナー・バブリーたまみさん。2020年7月に第2子を出産し、9月23日には2枚目となるアルバムもリリース!


本人の出産シーンが収められた「ママ、いっしょに幸せになろうね」のMVも話題のバブたまさんに、2人目の妊娠、マタニティブルー、子育てのことなど、赤裸々に語ってもらいました。

念願の2人目の妊娠!のはずが…

――2人目のお子さまのご出産、おめでとうございます!

上のお子さまと4才違いになりますよね。1人目のときにはマタニティブルーや産後うつなども経験もされたようですが、2人目を授かることに迷いはなかったですか?

ありがとうございます!!もうすぐ3ヵ月になります。


何か理由があって2人目がほしいと思ったのではなくて、1人目であんなに大変で産後も色々あったのにも関わらず、不思議と「赤ちゃんがほしいなー」って思ったんですよね(笑)。きっと理屈ではなく本能だと思います。なんか、赤ちゃんってすごい力があるんですよね。

――2人目を意識されたのはいつぐらいからですか?

実は上の子が小さいときから2人目を生みたいという気持ちはありました。上の子のときにはマタニティブルーも産後うつもあって、あんなに大変だったのに(笑)。でも、当時はすでにバブリーたまみとしての活動を始めていて、パフォーマンスも結構激しいですし、願望はありつつも「今妊娠したら活動ができなくなるな」と。


いったん活動を止めて、妊活することも考えたんですけど、それも私自身のストレスになるかもしれないと思って、自然に任せていました。結局、上の子の出産から4年くらい空きました。

――では、2人目の妊娠がわかったときは、”喜びもひとしお”という感じだったんですね!

いやぁ、それがですね…。ちょっと違ったんです(笑)。


一気に現実に引き戻されたというか…。あんなにほしいと思っていたのに、いざ妊娠すると、「あのイベントどうするの?」「この仕事はどうなるの?」と現実のことばかり考えて、急に不安が押し寄せてきました。


2019年の11月頃に妊娠がわかったんですけど、ちょうどこれまで積み上げてきたバブリーたまみとしての活動が少しずつ軌道に乗ってきたところで、春先にかけてイベントやテレビ出演が多数決まっていたんです。


妊娠を喜びたいのに、喜べない自分がいて、そんな風に思ってしまう自分も嫌で…。マタニティブルーだと思うんですけど、一時はメンタル的にかなりきつかったですね。

――妊娠初期だとつわりもあったり、激しい動きも厳しかったりすると思いますが。

とりあえず主催者の方に連絡して、構成を変えるとか、パフォーマンスを控えめなものにするなどで調整はしたんですけど、結局7週目のときに出血しちゃって…。


遠方でのイベントは急遽キャンセルさせてもらったこともありました。テレビ局の密着が入っているイベントもあって、周りにも迷惑かけてしまうし、自分もすごくやりたい気持ちはあるのに、体が悲鳴をあげているからできない。


さらにつわりもあるしで、もういっぱいいっぱいでした。当時は夫に当たり散らしていたので、夫婦関係も最悪でしたね(笑)。

2人目妊娠中に、コロナの自粛生活が始まる…

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爆笑のパフォーマンスから一転、共感を呼ぶ歌のステージでは涙するママも多い ※2019年撮影

――それから、どれくらいで落ち着いたんですか?
妊娠4カ月くらいに入ると、つわりが落ち着いてきたので、そこからは精神的にもだいぶ安定してきました。ただ、次にコロナがやってきたんですよね(笑)。
――妊娠中にコロナの自粛生活。そしてバブたま活動のことや上のお子さまのこと…と、想像しただけでも大変そうですが…。

つわりが落ち着いたとは言っても、妊娠中なのでホルモンバランスの崩れから浮き沈みはあるし、そんな中で自粛生活が始まったので。決まっていたイベントやテレビ出演は見事にすべて中止。でも自粛期間こそ、ママたちは一番大変なときなので活動は止めたくなくて、私に何ができるかなってずっと考えていました。


そんなときに、リトル・ママのオンラインフェスタ(2020年2月末開催)に出演したんです。視聴したママからもたくさんの反響をいただいて、そこで初めて「オンラインでもイベントができるんだ!」ということに気づきました。私も、家で子どもと缶詰め状態で苦しいママたちに、少しでも共感できるようなコンテンツをオンラインでやろうと、3月からオンラインでイベントを開始しました。


こう話すとポジティブな感じがしますよね?でも実際は、自分の気づいていないところで無理していて、本当に“やばかった”ですね。

――どんな風に”やばかった”んですか?

みなさんそうだったと思いますが、コロナの影響で保育園から自粛要請が出て、上の子と自宅に2人きりの環境になったんです。バブリーたまみとしての活動はしたいのに、子どもが家にいると思うように活動ができなくて、それは仕方ないことなのに全然優しい気持ちになれなくて。そんな自分は嫌になるし、子どもはかまってほしいから、「ママ、ママ」って言うんですけど、笑顔で聞いてあげられなくなっていきました。


普段SNSを通してママたちに、「がんばろうね」「無理しないで」「リフレッシュしないとだめだよ」って発信している私が、どれも上手くできなくなって。当時は「コロナにかかる前に、違う病気になってしまう…」と本気で思いました。泣きながらInstagramのライブ配信をしたこともありました。

――そこからどんな風に乗り越えられたんですか?

一本の電話に救われたんです。泣きながらのライブ配信を見ていた近所の知り合いの保育園の方から電話があって。「うちで上の子を預かるから連れておいで。もう、十分頑張っているんだから」って言ってもらえたんです。それから、上の子を1日数時間、一時保育で預かってもらうようになりました。離れている時間ができたことで冷静になれたというのはもちろんですが、「いつでも預けられるところがあるんだ」っていう逃げ道ができたことで、すごく気楽になったんです。


子どもはかわいいけど、「かわいいと思うこと」と「ずっと一緒にいられること」はイコールではないし、かわいいからイライラしないとかもありえない、ということに気づきました。かわいいんだけど、子どもとの距離感は大事。そこは切り離して考えないといけないなって勉強になりましたね。

――子どもを預けることがダメなことだと思ってしまいがちだけど、距離感は大事ですよね…。
本当にそう思います。上の子を産んですぐのときにも、離れることが大事だったのに、それを認められなかったんです。こんなにかわいい赤ちゃんなのに、離れるのがもったいない。そもそも離れたいなんて言っちゃいけないし、そう思うこと自体がダメな母親。子どもと離れたい、うっとうしいと考えること自体が脳内で虐待しているようなものだと思っていました。

第2子でパパが初めて育児休暇を取得!

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――第2子では、ご主人が育児休暇を1カ月半取られたんですよね。

そうなんです!上の子のときは取らなかったけど、今回初めてパパが1カ月半の育休を取りました。育休、もう本当によかった!!もちろん色々あったけど、この時期の育児に、2人で一緒に考えながらできたっていうのはよかったです。

――ご主人が育休を取って、気づいたこととか変化とかありましたか?

パパの育休って、おむつを換えたりお風呂に入れたり、赤ちゃんのお世話をするものだと思われているかもしれないけど、実際はママのケアのためにあるんだなって。


赤ちゃんが生まれると、赤ちゃんのお世話だけでなく、日常の家事だってあるし、兄弟がいればそのケアだって必要。とにかくやることがいっぱいなんですよね。産褥期でママの体は悲鳴をあげているのに、その全部をママひとりでやるとなると、本当に休む暇もないですから。


だから、パパの育休への意識が、「ただ赤ちゃんのお世話をすればいいんだ」というものだとしたら、たぶん育休を取る意味はないんじゃないかなって。ママが横になれる環境を作れて初めて、パパが育休を取る意味があるんだと思います。

――では、家事はパパの担当だったんですか?

そうですね。それについては、出産前に話し合いました。1人目のときに、産後うつになって喧嘩も絶えなかったので、今回はそうならないようにって。


産後の体ってボロボロなんですよね。ママは本当にケアが必要なんですよ。だから申し訳ないけど、私は産後の体のケアに専念するから、パパには赤ちゃんのお世話、上の子のケア、家のことをがんばって、と(笑)。

――パパ自身、育休を取ったことでなにか変化などありましたか?

育休中、パパが毎日ご飯を作ってくれたんですけど。私が「おいしいね」って言わなかったら「おいしくないの?」、なにも言わないで食べていたら「おかず少なかった?」と聞いてくるんですよ(笑)。


仕事をしている時は、頑張ればその評価の一つとしてお給料がもらえたり、誰かに認められる機会があるじゃないですか。でも家事って「やって当たり前」と思われている節があって、あまり評価されたり感謝されたりする機会が少ないですよね。そういう大変さみたいなのは、実際に毎日家事をやってみて、気づいた部分はあると思います。

――育児休暇を終えた今、何が大変ですか?

うーん、夕方からが大変ですね。日中の疲れが出てくる時間だし、赤ちゃんは泣きだすし、上の子も保育園から帰宅します。パパは仕事もあるし家のこともしないとで、みんながいっぱいいっぱい。


つい先日、パパがイライラして上の子に半分八つ当たりとも思える叱り方をしていて。それを見て私もイライラしてしまいました。

――でも、バブたまさんは、問題が起きた時にその都度夫婦でしっかり話し合っていますよね。

1人目のときの教訓を生かして、話し合うようになりましたね(笑)。パパもがんばってくれているから、いっぱいいっぱいになっているわけだし。私だけでなく、パパもため込んじゃう性格で、その時も「俺、大丈夫だから」って言ったんですよね。


でも、子育てをしていて、「大丈夫」っていうのはないなって。私も妊娠中、コロナで大変なときに、「私は大丈夫」ってずっと言っていました。でも、実際は全然大丈夫じゃなかったんですよね。逆に、子育てをしていて「大丈夫」っていうのは、そもそも考えることを放棄していることなのかなって。


ひとりがためこんで爆発するんじゃなくて、その都度話し合って、環境を変えていないと。ささいなことでも、コミュニケーションを取ることが大事だなあって学びました。

ママが自分自身を大切にしてほしい

――ずばり、バブたまさんが、子育てにおいて大切にしたいことは?

ママ自身が、自分自身を大切にすること。ママである自分をないがしろにするんじゃなくて、やりたいことをやったり、リフレッシュしたり、手を抜いたり、怠けたり。


子育てって、何年も続くじゃないですか。息抜きもできない子育てなんてムリ!続かないですよね。


あとは、自分の非常口(逃げ道)を備えること。非常口もない建物の中にいたら、窒息死するでしょ?孤独で死ぬじゃないですか。そういう環境にいることが本当に危険!なにかあったら、ここに逃げよう。そして、その扉を開けるのにはものすごく勇気がいるけど、そこは簡単に開けていいんだよ、って思います。

9月23日には2枚目のアルバムもリリース!

――今回のアルバムには、どんな思いやメッセージが込められていますか?

今回のアルバムは、どの歌にも色んなメッセージが込められているのですが、なかでも自粛中の一番つらいときに書いたのが、「ママ、いっしょに幸せになろうね」です。“一番苦しいときに救われる言葉”というのを、考えて、考えて、歌にしました。


自粛中、私が本当に一番弱っていたときに、息子から、「ママ、だいじょうぶだよ」って不意に言われたことがあったんですよね。もう、そのひと言が、ものすごく沁みちゃって…。今のままでいいよ。弱いお母さんでもいいよ。無理しなくてもいいよ。がんばろうじゃなくて、だいじょうぶ。


私と同じように産後うつやマタニティブルーに苦しんでいるママたちに届けたいな、という思いから書きました。

――ほかにも、ヘビメタの曲が入っていたり、パパ向けの歌詞もあったり、どの曲も考えさせられるものがありました。

今回、ママたちだけでなく、パパとか社会にも訴えかけたいなっていう思いもあって。


お母さんって、「お母さんなんだから」「お母さんなのに」って常に社会からの厳しい目があるじゃないですか。でも、お母さんだってひとりの人間だし、お母さんになったからって完璧になれるわけじゃない。本当はこんなにがんばっているのに。だから、そんなに簡単に見捨てたりしないで、っていうメッセージを込めました。


パパだって、“手伝う”とか“任せる”じゃなくて、当事者意識をもって、一緒に悩んで悲しんで喜んで、はじめて子育を楽しめるものだと思うんです。2人で育てるんだから、2人で悩んで、2人で乗り越えていく。それが、夫婦でいることの大切さなのかな、と。


笑いあり、涙ありのママたちの処方箋CDなので、ぜひ聞いてもらえたらうれしいです!

■取材/文 門司智子

■2ndアルバム

『ママ、いっしょに幸せになそうね~爆笑サプリメントソングス!!』

2020年9月23日発売/2000円(税込)
コロナ禍でこんな時期だからこそ生まれた、ママたちを元気づける全13曲を収録

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