読み聞かせの醍醐味
当たり前のことですが、絵本には「絵」と「文章」があります。大人はまず文章を読みますが、子どもは絵を見ると言われています。素敵な絵本は、絵から物語が聴こえてくるのでしょうね。
今回ご紹介するのは、ページをめくるとまるで音が流れ出てくるような、そんな絵本です。読んで聞かせてもらえるからこそ、耳でお話を楽しみながら、目で思う存分絵を堪能できる。きっと子ども達は、絵本から溢れ出てくるそれぞれの音楽を楽しむことでしょう。それこそが、読み聞かせの醍醐味ですね。
『ぱれーど』
山村 浩二/作
講談社
ちょっと不思議なぱれーどは、夜にひっそりと始まります。ぱれーどの仲間達は、身近なものや昔のものまで盛りだくさん。ずんちゃかずんちゃと音が鳴れば、思わず一緒に行進したくなる!音の響きも愉快な、小さなお子さんから楽しめる絵本です。
ぱれーど (講談社の創作絵本) [ 山村 浩二 ]
価格:1,430円(2020/12/23 15:53時点)感想(0件)
『ドオン!』
山下 洋輔/文 長 新太/絵
福音館書店
オニの世界と人間の世界が、たいこを通して混ざり合う!ジャズピアニストの山下洋輔さんだからこそ紡ぎ出せる、躍動感満載の痛快なお話。老若男女問わず踊り出したくなる様な、楽しい音が溢れます。音楽は万国共通で楽しめる素敵なツールだと改めて感じさせられる1冊です。
ドオン! (日本傑作絵本シリーズ) [ 山下洋輔 ]
価格:1,210円(2020/12/23 15:54時点)感想(5件)
『おんがくねずみジェラルディン』
レオ=レオニ/作 谷川俊太郎/訳
好学社
音楽ってなんだろう?目には見えないものだからこそ、その価値を判断するのは難しい。でも目に見えないものは、心を豊かにしてくれます。そんな音楽の魅力が、レオ=レオニらしい視点で描かれた名作です。
おんがくねずみジェラルディン はじめておんがくをきいたねずみのはなし / レオ・レオニ 【絵本】
価格:1,602円(2020/12/23 15:54時点)感想(0件)
『5ひきのすてきなねずみ おんがくかいのよる』
たしろちさと/作
ほるぷ出版
5匹のねずみ達が聞き惚れた美しい音楽。それはカエルのみが聞くことのできる演奏会でした。5匹はもう一度その音楽を聴きたいが為に、自分達で演奏会を開くことにします。あたたかな優しいストーリーに、美しい調べが浮かび上がります。「5ひきのすてきなねずみ」シリーズの1冊。どれもオススメの作品です。
おんがくかいのよる 5ひきのすてきなねずみ [ たしろちさと ]
価格:1,540円(2020/12/23 15:55時点)感想(3件)
『クマと森のピアノ』
デイビッド・リッチフィールド/作
俵 万智/訳
ポプラ社
こぐまのブラウンが森で出会った一台のピアノ。その音に魅了され森を出て街へと旅立ち、気付けば一躍人気者になったブラウン。望むもの全てを手に入れたはずなのに、ブラウンはどこか寂しくなり…。まるでピアノの繊細な音色が聴こえてくるかの様な、美しい物語。本当の幸せとは何なのかを、優しい旋律と共に伝えてくれる絵本です。
クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本 57) [ デイビッド・リッチフィールド ]
価格:1,540円(2020/12/23 15:55時点)感想(1件)
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