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保育園の保護者会役員、どうやって決める?集まって何をしているの?

保護者会

PTA、父母会、名称は様々ですが、保育・教育機関に必ずあるのが、保護者会。何をするのか分からないから、役員になるのはとても億劫ですよね。


役員の決め方、集めた会費は何に使われているのか、定期的にある集まりでは何が行われているのか。今回は、謎多き保護者会の体験談をお伝えします。

役員代表の役職者は保育園と交渉できる立場。意見交換はLINEで。

保護者会2

そもそも役員は何をしているのでしょうか。

娘が通う保育園の場合、保護者は全員保護者会メンバーとなり、年度初めに各クラス代表として役員を選出し、更に役員の中から会長や会計などの役職者を選出します。


会長は行事で挨拶をする他、交渉の矢面に立たなければなりません。交渉内容は、行事運営や近隣からのクレーム対処、備品充当など多岐に渡りますが、労働組合と会社のようなストライキも辞さない「対等な交渉」ではなく、より良い保育のための協力・意見交換といった様子です。


また会計は、保護者会費を集金し、行事で園児に配布される記念品等の購入や総会運営に使い、年度末に収支を報告します。会費は月数百円ですが、数年貯めれば園庭に置く大型遊具や、ミストシャワー等熱中症対策設備にあてることもでき、重要な役職です。


交渉準備や購入品決定にあたり役職者同士で協議することは沢山ありますが、皆仕事で送迎の時間を合わせることができないので、話し合いは主にLINEで。寝かしつけ後や通勤途中に意見を送り合うので、毎回とても簡潔。マウントの取り合いなども無く、多忙は平和の元だと実感するに至りました。

役職につかない役員の仕事は少ない!?早めに役員を済ませてしまおう

保護者会3

一方、役職についていない役員は、交渉結果報告、行事変更などの連絡を四半期毎に総会で聞き、各クラスの保護者へ伝えます。


そう、実は、役員の仕事は「伝える」だけ。年長クラスになるとイベントが多くなり役員の仕事もぐっと増えるのですが、低年齢クラスはほとんど仕事が無いのです。夫婦フルタイムで働いていて育児と仕事以外に割ける時間がゼロの保護者が大半なので、本当に助かります。


そのせいか、年度初めには役員争奪ジャンケン大会が催される一幕も。皆「卒業までに1度は役員をやる」という暗黙のルールを考慮し、早めに済ませようと必死です。


役員だけのはずが、くじ引きで役職にもなってしまった…というパターンも想定し育休中にやる人が多いのですが、定員を超えてしまうこともあるので、役員を狙う方は妊婦さんの数を数えておくとよいかもしれません(!)

記念品を受け取る側から手配する側へ。役員になって良かったこと

寝かしつけ後に保護者向け資料を作成するなど「育休中なのに仕事みたい…」とトホホな状況で役職業務をこなした私ですが、良いことが2つありました。


1つは、保育園の事情が分かること。行事運営に疑問を持っても忙しい保育士さんに質問するのは憚られますが、総会で園長先生から運営における課題や経緯を伺えるので、疑問が晴れました。


2つ目は、保育園に知り合いが増えたこと。役員になったことで連絡を取る機会が増え、自然とクラス内にママ友ができました。また、役職になったことで、他の学年にも知り合いが増えました。


今回はあくまでも私の体験談ですので、役員の有無や役員の仕事内容などは園によって様々です。保護者会は子どもを通じての付き合いなので気疲れもしますが、避けては通れないのも事実。時間のある育休中に、思い切って、役員・役職になってみることをお薦めします。

(リトルママ認定ライター まっつん)

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