PM2.5は肺の奥まで入り込みやすく、ぜんそくなどの発症要因、悪化要因になることも。
6才未満の子どもや高齢者、呼吸器系や循環器系の疾患がある人は気を付けた方がいいかもしれません。
ぜんそく患者の中にはPM2.5 の濃度が高い時に咳が激しくなるという人もいます。
ただ、ぜんそくの原因のすべてがPM2.5ではありません。
春先は季節の変わり目の寒暖差から、咳が激しくなったり長引いたりすることがあります。遺伝的要素やダニなどのアレルゲン、風邪、たばこの煙、花粉などもぜんそくの原因として考えられます。
全国にぜんそく患者は5~8%いると推測されますが、症状があるのに自覚がなく、治療していない人も多いのが現状です。
咳が長引くなどの気になる症状があれば専門医に相談しましょう。