暑い時期になると、通常は副交感神経が活発に働き、血管を拡張させ体内の熱を外に出そうとします。
反対に、寒い時期には体温を逃さないように交感神経が働いて血管を収縮させます。
強い冷房で体が冷えると、血流が悪くなり冷えなどの症状が出始め、次第に自律神経がダメージを受け、体温調節が上手にできなくなります。
さらに、冷房のきいた場所と、猛暑の外との間をくりかえし出入りしていると、自律神経が正常に対応できなくなります。
自律神経は血液の流れだけでなく、胃腸の働きやホルモン分泌の調整などの機能も司っています。そのため、自律神経が正しく働かないと、全身に様々な不調が起こります。