生後4ヵ月の赤ちゃんの成長はどれくらい?発育の目安や育児の注意点を紹介!
- 2020/7/1
- 子育て・家族
生後4ヵ月ってどれぐらい成長するものなのでしょうか?
健診を設定している自治体も多く、「うちの子の成長はどうだろう?」と気になるママも多いですよね。
そこでこの記事では、体重や身長など発育の目安や発達の特徴、育児のポイントなどを紹介していきます。
少しでも育児への不安を減らして、毎日を過ごしていただきたいです!
生後4ヵ月の赤ちゃんの成長の目安は?
表からもわかるように、体重も身長も、値に大きな幅があります。
私には子どもが2人(息子3才、娘0才)いるのですが、息子は小さめでいつも成長曲線の値ぎりぎりでした。
成長がゆっくりで心配しましたが、今では大きくなり、毎日元気に走り回っています。
個人差が大きい時期なので、あまり神経質にならず、1つの目安として捉えてくださいね。
生後4ヵ月になると、体重の増え方は緩やかになります。
「母乳やミルクが足りていないのでは?」と不安になりますが、不安になる必要はありません。
どんどん体重が増えるのは、生後3ヵ月まで。生後4ヵ月頃からは、ゆっくり増えるようになります。
成長曲線は母子手帳にも載っています。印をつけ、折れ線グラフにして記録していくと、成長がわかりやすいですよ。
授乳回数は?
生後4ヵ月の授乳回数の目安は1日に5~6回。
1回に飲める母乳やミルクの量が増えるので、授乳間隔が空くようになります。4~5時間空くこともあります。
中には、夜間の授乳がいらなくなる子もいます。
1回の授乳時間が短くなる子も多いので、しっかり飲めているか心配になるかもしれません。
私の娘の場合、生後3ヵ月までは授乳に15〜20分かかっていましたが、生後4ヵ月頃になると10分かからずに終わるようになりました。
最初は「もう終わり?」と戸惑いましたが、それが娘のペースだったようです。
健診の際に相談すると「赤ちゃんが元気にしていて、少しずつでも体重が増えていっていれば問題ないよ」言われ、安心しました。
目安通りに、授乳間隔が空かない場合もありますよね。変わらず、2~3時間おきに欲しがる子もいます。
これも、赤ちゃんによって個人差があります。
授乳は、赤ちゃんにとってママとのコミュニケーションの1つでもあります。泣いても、お腹が空いていない場合も。
授乳間隔が短くてきついときは、抱っこやお散歩をする等、授乳以外の方法であやしてみてもいいかもしれません。
睡眠時間は?
生後4ヵ月の1日の睡眠時間は、13~14時間くらいです。
生後3ヵ月までの細かく寝たり起きたりを繰り返すリズムから、昼はまとまって起きる、夜はまとまって寝る、というリズムに変わってきます。
生後4ヵ月になると体内時計が発達し、昼夜の区別が付き始めます。規則正しい生活リズムを、意識していきましょう。
・朝起きたら日光を浴びる
・決まった時間にお風呂に入る
・夜は暗く静かな部屋で眠るようにする…等
できるだけ同じ時間に同じ活動をするようにすると、赤ちゃんの生活リズムが整ってきます。
私の場合、息子は生後8ヵ月くらいまで、夜間の授乳が2~4回ほどありました。
寝不足の日が多く、体力的にきつかったです。「朝まで寝る」「夜中の授乳がなくなった」という友人の話を聞いては「いいな〜」と思っていました。
娘を出産し「さぁ、寝不足な日々がやって来る!」と覚悟していたのですが、生後4ヵ月になると、22時に授乳して翌朝5時頃まで寝るように。
兄妹でもペースが全然違っていて、「赤ちゃんによって個人差がある」というのは本当だなと実感しました。
生後4ヵ月の赤ちゃんの発育の特徴は?
首がすわる
ほとんどの赤ちゃんは、生後4ヵ月ごろには首がすわると言われます。
しかし、「首がすわる」とはどのようなものなのか、わかりにくい場合もありますよね。判断のポイントは、次の2つです。
①うつぶせに寝かせてみて、自分で頭を持ち上げられるかどうか。
②あおむけの状態から両腕を持って引き起こし、体に首がついてくるかどうか。
首がすわると、縦抱きやおんぶができるようになります。横抱きとは違う視界が広がるので、喜ぶ赤ちゃんも多いです。
お世話が楽になったと感じることも、増えてきますよ。
手を上手に動かせるように
生後4ヵ月の赤ちゃんは、「ものをつかむ」という動作を学んでいきます。
目で見たものや興味があるものに、自分から手を伸ばして、握ったり、振ったり、なめたりするようになります。
赤ちゃんが握りやすく(直径8mmくらい)、口に入れても衛生的で安心なおもちゃを用意するといいでしょう。
音がするものや、動くものも喜びますよ。
落としてしまうことも多いので、顔に当たっても痛くない、柔らかい素材のものがオススメです。
生後4ヵ月の赤ちゃんの育児の注意点
予防接種を忘れずに
生後4ヵ月で受ける予防接種は、基本的に3種類か4種類です。
①ヒブワクチン 3回目
②小児肺炎球菌ワクチン 3回目
③四種混合ワクチン 2回目
④ロタウイルスワクチン 3回※
※④のロタウイルスワクチンは、任意です。病院が扱っているワクチンの種類によって、2回接種と3回接種があり、金額も変わってきます。
小児科の先生や病院の方に、確認してみてください。
予防接種は、何種類かを同時に接種することができます。
赤ちゃんの細い腕に、3本(ロタウイルスのワクチンは、口から飲む経口ワクチンです)の注射が打たれる姿を見るのは、辛いものがありますが…健康を守るために必要なもの。
特に、1才まではたくさん打たなければならないので、忘れることがないよう確認しながら接種していきましょう。
誤飲に注意!
この時期は、握ったものを何でもなめてしまいます。
誤飲の事故が増えてくるので、赤ちゃんの手の届くところに危険なものがないか、環境を整える必要があります。
・直径4㎝以下のもの
・洗剤や薬、タバコ
・小さな部品がついているおもちゃ
・がびょうやライター、はさみ等の危険なもの
この他に、テーブルクロスを引っ張ってしまった、という事故もあります。
赤ちゃんの目線と大人の目線は全然違うので、赤ちゃんの目線まで下がってお部屋を見渡し、危ないものがないかチェックしてみてください。
離乳食へ向けて、準備を始めても
生後5~6ヵ月から、離乳食が始まります。
しかし、「何を準備したらいいのだろう」「どうやって進める?」…と疑問は尽きませんよね。
自治体では、離乳食教室を開いているところが多いです。
私は何から準備をしたらいいかわからなかったので、最初に市の離乳食教室に参加しました。
基本的な調理法や進め方等を知ることができ、参考になりました。
試食ができるところもあるので、味付けやとろみ具合など、実際に見られるのは嬉しいですよね。
その他にも、関連の本に目を通したり、先輩ママに話を聞くのもいいと思います。
余裕をもってスタートできるよう、少しずつ情報収集をしておくといいですね。
まとめ
日に日にできることが増え、成長の喜びや面白さを感じる生後4ヵ月。
嬉しい半面、発育や日々の過ごし方に変化が大きいので、新しい悩みも出てきますよね。
同じ月齢の赤ちゃんママや先輩ママ達と話すと、いい気分転換になりますよ。
リトル・ママでは、オンラインで交流できる場やコミュニティがたくさんあります。ぜひチェックしてみてください。
\おでかけコミュニティサイト/
リトル・ママ認定ライター ニシカワユキ