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料理研究家で双子のパパ!大好きな九州で子育てを楽しむボビー・ジュードさん

bobby
ボビージュード
いま注目の、ママ・パパの子育て事情をご紹介!今回は佐賀弁の軽快トークが印象的なタレントのボビー・ジュードさんです。双子のパパの日常や日本とアメリカの子育ての違いなど、たっぷりお話を聞いてきました。

ボビージュード
PROFILE

ボビー・ジュードさん(36才)


アメリカ・フロリダ州出身、福岡県糸島市在住、2児の父。九州を中心にタレントとして活動し、料理研究家やYouTuberとしても活躍中。KBC『アサデス。』、サガテレビ『かちかちPress』、NHK WORLD『CYCLE AROUND JAPAN』などに出演。

【Instagram】@bobbyjudo
【Twitter】@BobbyJudo

日本に興味があって「どこでもOK」で佐賀へ

 大学を卒業した頃、違う国に住んでみたいと考えていて、外国語指導助手のALT制度を利用して22才で来日しました。テレビの仕事にも興味があったので事務所に所属、雑誌に料理コラムを書いたり、YouTubeを始めたりしているうちに佐賀テレビとのご縁ができリポーターとして出演が決定。それからKBCテレビともご縁ができて福岡でも活動することに。毎週火曜は佐賀のテレビ番組で料理コーナーに出演し、地元の食材を使った国際感のある多国籍料理を作っています。

結婚と同時に世界一周の旅へ​

 結婚したのは26才の時。世界一周が夢だった奥さんの願いを叶えようと旅に出ました。旅行中、現地の料理を勉強したり企画を考えたことが今の料理の仕事にも繋がっています。結婚してしばらくは2人の生活が続き、5年半が過ぎた頃から子どもが欲しいと考えるようになりました。
ボビージュード

生まれるまでは楽しみよりも不安が大きかった

 妊娠がわかった時、双子だったのでびっくり!でも、その後の検査で1人の心拍数が聞こえなくなったり、次の検査ではやっぱり2人って言われたり、気持ちがかなりアップダウンしました。双子が生まれるということは時間もお金も倍かかるから心配だらけだったけど、生まれて出会った瞬間すごく嬉しかった。と同時に、この命に責任を持たなければ!稼がんばいかん!と(笑)。

家事は奥さんが7割くらい、育児は半分ずつやってます

 娘たちが生まれて最初の2、3年が大変だったけど、一番大変だったのは1人で2人を寝かせること。前後に抱っこ紐をつけるんですが、寝た後に起こさずに降ろすのがめっちゃ大変で。その頃はまだ夫婦ともに余裕がなくて、降ろし方がきっかけで喧嘩したことも。

 

 家事と育児に仕事もやっている奥さんにはとても感謝しています。育児は半分ずつやっている、と言いたいけど本当はどうかな(笑)。今は不満を言われることはないけど、子どもが生まれて1年間はお母さんしかできないことが多いから大変そうでした。「もっとやってほしい」「もっと大変さをわかってほしい」と言われたことも。その分、今は積極的に育児をするし、オフの日は子ども達とバリバリ遊びます!家にいる時は食事を作るし、子どものお弁当も作ります。

ボビージュード

双子は差をつけたがるから比べない

 片付けをしている時に「ほらこっちは終わってるよ」とか言いたくなるけど、それは一番言っちゃいけないこと。それを言ってしまうと相手が「私はそっちと違うから、じゃあ私はやらない」とマイナスになってしまう恐れがあるから。だから比べないことが大事。とはいえ、気をつけていても時々言ってしまう。でも、できるだけ別のやり方で言い聞かせています。双子って一緒にされたくないし、差をつけたがるからこそ、切磋琢磨する。お互いが刺激になって歩き出すのも喋るのも早かった。心の成長も早くて、もめても自分たちだけで解決できるようになっています。

インディペンデンス(独立)を与え、自分でやることを促す

 娘たちとはコミュニケーションを重視する遊びをやります。例えば、アニメを見た後に、自分はこの役でお父さんはこの役、と決めてストーリーを再現。今は犬の救助チームが活躍するアニメ『パウ・パトロール』が大好きだから、それになりきって誰かを助ける遊びに夢中です。


 僕の子育てのモットーは、“してあげる”ではなく“させる”。やりたいことがある時は必ず時間を作り、親の意見を挟まず、子どもたちの好きなように遊ばせます。奥さんもその考えには賛成で、むしろ僕よりもやれやれってタイプ。以前キャンプに行った時、娘たちがパジャマのまま水たまりに入ってもまったく気にしなかったくらいですから(笑)。

ボビージュード

子ども中心になりすぎず、自分の時間を持つのも大事

 親になって一番びっくりしたのは、ママ友やパパ友のサークルでお互いを「◯◯ちゃんママ・パパ」と呼ぶこと。いつの間にか僕のアイデンティティがボビーという人間ではなく「子どものお父さん」になっている気がしました。
 

 あと、アメリカ人から見て不思議なのが“イクメン”や“家族サービス”という言い方。サービスじゃないし当たり前のことですよね。日本ではよく“男性の育児参加”という言葉も聞くけど、女性が育児をするのが当たり前で男性がそれに参加する考え方は「何それ?」って思いますね。

娘たちには奥さんに似てほしい

 奥さんのようにあまり物事を考えすぎず、小さな事にも幸せを感じられる人に育ってほしい。僕はすごく考えすぎるし、不安になるし、人の目を気にするタイプだから、僕みたいになったら大変(笑)。それと、僕も両親から言われてきたことですが、自分のやりたいことをみつけてほしい。この大学やこんな職業、とかではなく、本人のやりたいことで自分が満足できることを見つけてほしいです。
ボビージュード

ママは体力的にも

精神的にも、

いつも大変です。

だから、

子育てのパートナーや

頼れる人に、

自分はこんなに大変だと伝える事を
悪いと思わないで欲しい
bobby
取材・文・撮影/井みどり

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