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ある日突然、ママが病気になったら【多発性骨髄腫 がん闘病コラム】Vol.1

約2年前に病気が発覚したタレントのえみりィーさん。“がん”になったことで「何気ない日常が宝物」と気づいた日々のことを、不定期連載でお届けします。

えみりィー●熊本・福岡で活躍するタレントで3人の子どもを育てるママ。2019年6月に「多発性骨髄腫(血液のがん)」と診断、翌年1月に自家末梢血幹細胞移植。ブログやSNSにて闘病や育児の様子を公開。出身地・芦北町の「あしきた親善大使」としても活動中。
Instagram:@emily.0206

病気が気づかせてくれた何気ない日々の幸せ

私は約2年前に「多発性骨髄腫」という”血液のがん“の診断を受けました。この病気は、がん化した骨髄中の血液細胞が骨を溶かしてスカスカな状態にするため、骨が脆くなります。
病気をブログやテレビ等で公表すると、たくさんの方から応援メッセージをいただき、一緒に病気と戦う仲間もできました。
がんになって感じたのは「病気をして、何気ない日常のありがたみが分かる」ということ。
一人でも多くの方、特にママたちに自分の身体をもっと大切にしてもらいたい。そんな思いから私の経験をお伝えします。

同じ血液がんと闘う友人と、闘病中の方の支援コミュニティ「SUN-ey(サニー)」を立ち上げました!
Instagram:@sun_ey0302

突然、肋骨に痛みが!それが”がん“からのサイン

ある朝、目が覚めると左の肋骨に痛みが走りました。それ以降も、くしゃみをしたり重い物を持ったりする時に痛みがあったので、念のために受診してみると、なんと骨折していたのです。2〜3週間で治るはずが別の所も痛くなり、再受診。レントゲンを見た先生から「骨が透けて見える、骨密度を調べたほうがいい」と。当時39才の私は、その言葉をまだ深刻には受け止めていませんでした。
数日後、洗濯物を干す時にバランスを崩して今度は右肋骨を骨折。「さすがにこれはおかしい」と感じて受診すると、すぐに総合病院を紹介され、CTと血液検査。さらに大きな総合病院の血液・腫瘍内科を紹介され、骨髄液を検査した結果、”血液のがん“と知らされたのです。

治療前、髪の毛があるうちに家族写真を撮りました

忙しいママだけど身体のことは後回しにせず

最初の痛みから告知までわずか3ヵ月。定期的に健康診断を受けていれば早期発見できたかもしれませんが、フリーのタレントなのでその機会がなく「40才になったら受けよう」と思っていた矢先のことでした。さらに悪いことに、自分が”がん“になるとは思っていなかったので、とりあえず入っていた保険は、私が治療に使った点滴タイプの抗がん剤や自家移植には適用されませんでした。
皆さんも「まだいいよね」「自分は大丈夫」と思っていませんか? 私はとても後悔しています。家族のためにも、自分のことをちゃんと大切にしてくださいね。

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