親子で取り組む体験型教材『ぺあぜっと』ですが、働く親には少々気が重いのが現実。私も当初は『ぺあぜっと』を軽視し、自分から積極的に子どもにはたらきかけたりはしませんでした。
そんな『ぺあぜっと』を見直すきっかけとなったのは、幼稚園に慣れた6月頃、園の先生から息子の好奇心が薄いと指摘される機会があったこと。これまでサラッと目を通すだけで本棚にしまっていた『ぺあぜっと』のことを思い出し、改めて読み返すことにしました。
『ぺあぜっと』には、身近な素材を使った工作や料理などが載っています。まずZ会の教材が届いた時点で内容を確認し、あらかじめ工作や料理に必要なものを準備しました。そして、本棚の目立つところに『ぺあぜっと』を置いて、息子が「これしたい!」と言ったときにすぐに取り組めるように工夫しました。
興味のわいたときに、自発的に取り組むスタイルが息子には合っていたようです。私も息子の集中して取り組む様子にすっかり引き込まれて、『ぺあぜっと』を介した親子の時間をより楽しめるようになりました。
ある日突然「これやりたい!!」と言い出すので、大変なこともありますが、道ばたで「ぺあぜっとで見た花だよね~」と今まで気にかけなかったことに目を向けたり、「ぺあぜっとで作った僕のハンガーだよ」と言って自分で洋服を片付けたりできるようになりました。
また、『ぺあぜっとi』という『ぺあぜっと』の取り組み方が載った保護者向け情報誌もセットになっていて、子どもへの声かけ例や遊びを発展させる工夫など、参考になる情報がいっぱいあるのも魅力です。