対症療法は大きく分けて飲み薬と点鼻薬の2通り。飲み薬で使用するのは「抗ヒスタミン薬」で、鼻水やくしゃみ、かゆみを緩和する効果があります。昔はこの抗ヒスタミンの対症療法を飛散前から行えば症状が軽くなると言われていましたが、現在では早期投与による効果は否定されています。
一方、点鼻薬はステロイドのものを用い、アレルギー成分への敏感な反応を抑えるという効果があります。こちらは花粉が飛ぶ1週間くらい前(例年だと2月の1週目)から使用をすれば、軽い症状で済みます。
両方を併用すると効果が高いですが、症状の軽い人は飲み薬だけというパターンも多いです。