松本 伸明(まつもと のぶあき)さん
遠藤 真弓(えんどう まゆみ)さん
株式会社CaSy料理代行キャスト
松本さんは元銀座老舗フレンチのシェフ、遠藤さんは管理栄養士。共にCaSy料理代行の人気キャスト。
ワーキングマザーが増えてきている昨今、毎日のご飯づくりに“時短“が必要不可欠です。そんな忙しいママにおすすめなのが、「つくり置き」。家事代行サービス「CaSy(カジー)」のキャストさんに、時短&つくり置き料理のコツについて教えてもらいました。
育児、家事、そして仕事と、忙しいママにとって、毎日のご飯づくりはひと仕事。ご飯づくりの後も、後片付け、お風呂、寝かしつけ…息つく間もありません。こんな日々を少しでも改善するのにおすすめなのが、「つくり置き」。まとめて料理をすることで手間が省け、外食回数も減るため食費の節約にもつながるのに加え、多種類の食材を使い栄養バランスもよい…など、たくさんのメリットがあります。
つくり置き料理は“日持ちがよいこと”が第一条件なので、自宅でつくり置き料理をする場合は、①いつもより濃いめの味で浸透圧をあげる、②水を少なくする、③レモンの酸味をうまく活用するなど、細菌の繁殖を防ぐ工夫を。分量を増減したり調味料を変えたりなどアレンジを加えるだけで、カンタンにできるのです。
つくり置き料理を「時短」でつくる時のポイントは、3つあります。1つ目は、前倒しできる処理は前倒ししておくこと。だし汁などは事前に多めにつくり、冷蔵庫で保存しておけば、次の料理の時に手間いらずで使えます。また、キャベツ、レタス、ホウレンソウなどの葉もの野菜はさっとゆでて冷凍し、ステンレスのバットなどで保存しておくと使いやすいでしょう。
2つ目は、料理の段取りを考え、調理器具をあまり使わずムダな汚れものを増やさないこと。まな板などを使うと洗い物が増えてしまうので、たとえば鶏のささみなどは、塩ゆでしてから鍋の中でほぐし、包丁を使わずに手でさく…などの工夫を。材料をまぜる時も、ボウルのかわりにポリ袋を使うようにすると洗い物が増えません。
3つ目は、電子レンジなどの家電を上手に活用すること。野菜はお湯でゆでると栄養素が溶け出してしまいますし、手間も時間もかかります。耐熱容器に入れ電子レンジでチンするなどして時短の工夫を。
食材は、週末など時間があるときに1週間分などまとめて買うようにすると、さらに効率よく、余裕をもって料理ができるようになります。まとめ買いによって食費の金銭感覚がつかみやすく、節約にもつながります。家族の健康のために、栄養バランスも考えながらつくり置き料理を楽しみましょう。
株式会社CaSy料理代行キャスト
松本さんは元銀座老舗フレンチのシェフ、遠藤さんは管理栄養士。共にCaSy料理代行の人気キャスト。
20分でできる!つくり置き“時短”レシピ
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