安田 啓司(やすだ けいじ)さん
株式会社クックパッドベビー代表取締役
ベネッセの女性向けサイト「ウィメンズパーク」の立ち上げなどを経てクックパッド株式会社に入社し現職に。2児の父。
赤ちゃんの離乳食、どのように作っていますか?人気サイト「クックパッドベビー」で紹介されている離乳食レシピが、「簡単!」「アイディアがすごい☆」など、ママたちの間で注目されています。人気の秘密と楽しみ方について伺いました。
2015年6月からスタートした「クックパッドベビー」は、プレママ&子育て中のママ向けに、妊娠、出産、育児のさまざまな情報を提供するサイトです。中でも人気のひとつが、「離乳食」のコーナー。ご存知の通り、「クックパッド」はユーザーさんによる 投稿レシピ サイトですが、ママ向けに特化した「クックパッドベビー」のスタートにあたっては、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」の基準をもとに、管理栄養士さんと月齢ごとに安心基準を作りました。現在、サイト内には、皆さんに投稿していただいたレシピの中からその基準にあった約1500のレシピが紹介されています。
月齢別のカテゴリーは、「5、6カ月ごろ」「7、8カ月ごろ」「9〜11カ月ごろ」「1才〜1才6カ月ごろ」の4種類。子育て中のママたちが実際に作ったオリジナルレシピなので、「こんな工夫をしたらたくさん食べてくれた」「このプロセスで作ったら調理時間が短縮できた」など、ママならではのアイディアがたくさんつまっています。サイトを見たママからも「つくれぽ」や「コメント」を通して「早速作りました」「おいしくできました。ありがとうございます」など、感謝の声をたくさんいただいています。
レシピのほか、月齢別に食べていいもの、悪いもの、離乳食の進め方やポイントも紹介しています。
離乳食のレシピ情報はネットや本などからたくさん入手できますが、意外に知られていないのが、「離乳食はなぜ必要か」ということです。管理栄養士でクックパッドダイエットトレーナー、3児のママでもある石田美枝さんは、サイト内でのインタビューで「離乳食は、①赤ちゃんが食べ物を正しく消化するための、口(舌)を動かす ②たくさんの味覚を獲得することで『おいしい』の経験値を積み重ねる…という、とても大切な目的があります」とおっしゃっています。「栄養手段としてだけではなく、どうしたら正しく消化させ、味の種類を与えることができるか考えることが、“好き嫌いのない子”につながる」とも。
また、楽しい離乳食の時間が、食べる意欲や豊かな感性を育てていきます。材料をもう1種類増やす、作る過程でひと手間かけるなどママのほんのちょっとの努力で、赤ちゃんは離乳食を喜んで食べるようになり、「おいしい!」の笑顔を見せてくれる…ママにとってこれほど嬉しいことはありません。
「クックパッドベビー」では、今後、離乳食のレシピに加え、離乳食の目的や役割について発信したり、調理道具のそろえ方やだしの取り方など料理の基本を動画で配信するなど、幅広い情報を提供していきます。離乳食の時期は、たったの1年間。「クックパッドベビー」などを上手に利用して、この時期しかできない離乳食づくりを楽しんでほしいですね。
株式会社クックパッドベビー代表取締役
ベネッセの女性向けサイト「ウィメンズパーク」の立ち上げなどを経てクックパッド株式会社に入社し現職に。2児の父。
「クックパッドベビー」の人気レシピを紹介!
「クックパッドベビー」妊娠、出産、育児の情報サイト。口コミ、産婦人科検索、お出かけ情報、離乳食レシピなど盛りだくさんで、月間利用者100万人以上。
サイト内の離乳食レシピから人気のレシピ160品を紹介したMOOK「クックパッドの離乳食」も発売
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