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昔話は何才から?はじめて読むのにぴったりの昔話絵本

何才からどんな昔話を 読んだらいい?

絵本はベストセラーよりロングセラーだとよく言われます。今も昔も子どもの本質は変わらない。だからこそ、長く読み継がれている絵本は子ども達を魅了してやまない力を持っている。そう考えると、昔話はその最たるものだとも思えます。

とは言え、昔話の中には、大人が眉をひそめてしまう様な表現や小さな子どもには想像し難い時代背景があったりもして、何才頃にどんな昔話を読んだらいいのか迷いますよね。

今回は、同じ話でも複数の出版社から出ている昔話絵本の中から“はじめて出会う昔話”にぴったりな一冊を紹介します。

5・6才から

『ももたろう』 

松居 直/文 赤羽 末吉/画

福音館書店

昔話の代名詞とも言える有名な「桃太郎」。絵本もたくさん出版されていますが、やはりこちらの桃太郎は外せません。昔話絵本を選ぶポイントの一つは、そのお話の世界観を絵がしっかりと踏襲しているかという点。赤羽末吉さんの絵は日本の昔話にぴったりです。

ももたろう (日本傑作絵本シリーズ) [ 松居直 ]

価格:1,210円
(2020/12/23 15:12時点)
感想(25件)

2・3才から

『はなさかじいさん』

こわせ・たまみ/文  高見八重子/絵

鈴木出版

こちらも誰もが一度は耳にしたことのある有名な昔話です。悲しい場面もあるお話ですが、本書は言葉の運びが柔らかく、淡いタッチの絵柄と合わさって、最後までおじいさんの優しさが伝わる一冊。それでいて、昔話としての軸はしっかりしています。

2才頃 から

『にんじん だいこん ごぼう』

植垣 歩子/再話・絵

福音館書店

にんじんさんが赤いのはどうしてか知ってるかな?子ども達に身近な野菜を題材にした、ユーモア溢れる昔話です。インパクトのある絵柄も子ども達の興味を引きつけます。お話のテンポの良さも、昔話の魅力のひとつですね。

『ふくろうのそめものや』

松谷 みよ子/文 和歌山 静子/絵

童心社

子ども達に身近なカラスが登場する昔話。でも出てくるのは、みんなが知ってる真っ黒なカラスではありません。「どうしてこうなっているのかな?」という問いかけは、昔話によく登場する展開。「なるほど〜!」という設定には、大人もついうなってしまいます。

3才頃から

『かえるをのんだ ととさん』

日野 十成/再話  斎藤 隆夫/絵

福音館書店

お腹が痛くなったととさんは、和尚さんにどうしたら治るか相談に行きます。和尚さんが教えてくれる解決策は、なんともびっくりするもので…?節分の季節に読みたくなる、痛快な昔話。子ども達は「うそだぁ〜!」と言いながらも、お話に夢中になること間違いなしです。

4才頃から

『ねずみのすもう』

神沢 利子/文 赤羽 末吉/絵

偕成社

昔話には、鬼や意地悪ばあさんなど、ちょっと怖い登場人物が出てくることが多々あります。でもこのお話は、とってもほのぼの。小さなお子さんでも安心して読み聞かせてあげることができますよ。「でんがしょ でんがしょ」と、つい口にしたくなる言葉の運びも昔話ならではです。

ねずみのすもう (絵本・日本のむかし話) [ 神沢 利子 ]

価格:1,540円
(2020/12/23 15:17時点)
感想(3件)

◆お話を伺ったのは

谷口亜優美/ayumi

Instagramで人気の絵本講師。京都にて絵本のある子育てを楽しむ絵本講座「さんじのえほん。」を開催。3児のママ。

Instagram@ayutjin

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