手のかかる子は、蘭や菊の花 ありのままで大丈夫

子どもは本当に個性豊か。なかでもよく泣く子や敏感な子は、何かと手がかかり、育てにくいと感じてしまうこともあります。

私の育て方がいけないのかな?この子はどこかおかしいのかな?と不安になっていたときに、私は1冊の本に出会い、とても救われました。子育てに悩む度に見返す、子育てのパートナーのような本です☆

とにかくよく泣く!

わが家の娘は赤ちゃんのときから、本当によく泣き、一度泣くとなかなか泣きやまない子でした。また、人見知りや場所見知りもとても激しく、大泣きしながら私にしがみついて離れないような子でした。

同じママさんや子どもたちと交流しようと、子育てサロンなどに出かけても大泣き。周りの子はニコニコご機嫌で「いい子だなあ」と感じました。同じママや保健師さんに話をしても、大変さを理解してもらえないのではないか、「私の育て方が悪い」といわれたらと思い、なかなか相談できずに孤独を感じていました。

この子はどこかおかしいのか。私の接し方がいけないのか。私がストレスを抱えているからこの子はこんなに過敏なのだろうか…。

「誰か助けて…」そんなときに出会った、1冊の本

そんなときに出会ったのがこの本です。

『「育てにくい子」と感じたときに読む本
悩み多き年齢を上手に乗り越えるためのアドバイス』
児童精神科医 佐々木正美 2008年 主婦の友社出版
本の冒頭にはこんなことが書かれていました。
「手のかからない子がいい子だなんて、そんなのは大きなまちがいですよ。
 人生のどこかで、親は子どもにたっぷり手をかける必要があるんです。
 小さいころに手をかけさせてくれる子が、本当はとてもいい子なんです。」
この本では、お母さんたちから寄せられたお悩み相談に先生がお答えしています。
私が特に印象的だったものをご紹介します。何でも「お母さん、お母さん」で、母親に対してわがまま大爆発をしているというお子さんの相談についての、先生のお言葉です。
「手がかかる子や、要求の多い子は、蘭や菊の花なんですよ。
 手をかければみごとな大輪の花を咲かせます。」
子どもには要求の強い子と弱い子がいて、子どものタイプを見極めて、その子に合うような育児をするのがいい育児です。わがままになるのではないかと心配になる必要はありません。たいして世話をしなくてもまあまあきれいに咲く花もあれば、うんと手をかけないと咲かない花もあります。でもそういう花は、手をかけたらかけたぶんだけ、みごとな花を咲かせるものなのです。子どもの願いはどんなものでも喜んでかなえてあげていいのですよ。
(2008年 主婦の友社出版 佐々木正美 「育てにくい子」と感じたときに読む本 悩み多き年齢を上手に乗り越えるためのアドバイス P36より引用)
この言葉を見て、「子どもの望むようにしていいんだ」「私も娘もこれでいいんだ」と、本当に励まされ、安心できました。

ちなみにうちの娘は蘭や菊のタイプですが、息子はあまり手のかからない、タンポポのようなタイプだと思います。手のかからない子には、どうしたら手をかけてあげられるかを考えてあげるといいそうですよ。

まとめ

佐々木正美先生は、本を通して温かく、ときには厳しく、子どもの思いを私たち親に伝えてくれています。いろんなタイプのお子さんがいますが、その子に合わせて親が一生懸命関わってあげることが一番。

うまくいかないこともたくさんありますが、今、こうして子どものことについて一生懸命悩んでいる、それだけであなたは立派なお母さん・お父さんだと思います。もし、接し方をまちがってしまったかな、と思ったらそこからまたやり直したら大丈夫。

子育てに悩んだとき、佐々木正美先生の本を手に取ってみると、きっと助けになると思いますよ☆

リトル・ママ認定ライター 横田茜

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