最後に子どもができたことをほめてあげることで、成功体験が記憶に残り、子どもの自信にもつながっていきます。
「全部できたらほめよう」と思っていると、子どもが最後までやりきれなかった場合に肯定するチャンスを逃してしまうので、「着替え始めたんだね!」「もう〇〇したんだね!」など、途中経過を小まめにしっかりとほめることがポイントです。
その際に“事実を”“コンパクト”にほめてください。「えらいね!」「すごいね!」だけではなく、本人ができた行動をそのまま言葉にしてほめた方が伝わります。例えば着替えなら、「ちゃんとズボンはけたね」「その服を選んだんだね」など些細なことで構いません。
ここで注意してほしいのが、「明日からもそうしてね」「〇〇ができてないよ」など、皮肉を込めてしまうこと。これではせっかくのほめ言葉もお説教になってしまいます。できないことに注目せず、すでにできていることに注目しましょう。