まずは、家族への報告のタイミングです。
夫には、喜びを分かちあうためにも、なるべく早く知らせるのが良いでしょう。
産婦人科で、正常妊娠である(子宮外妊娠などでない)と確認が取れてから報告すれば、あとでがっかりすることもなく、安心です。産婦人科では、胎児の心拍など確認できる6周目以降に診断ができます。
しかしながら、妊娠検査薬で陽性と出たら報告したくなるのが心情というもの。言わずにおれない人もいると思います。その場合は、我慢せずに報告をしましょう。
ただし、まだ産婦人科での診察を受けていないこと、正常妊娠以外の可能性もあるということを、夫にも伝えてあげるのがよいでしょう。
上のお子さんがいらっしゃる場合には、「お腹に赤ちゃんがいるんだよ」と、今後あまり無理ができないことを説明しながら教えてあげるとよいですね。
夫と今後のことについて話し合ってみるのもよいですね。赤ちゃんを生んだ後、家事や育児の分担をどうするのか、仕事はどうするのかなど、ママが元気なときに話し合いましょう。
そして、お互いの両親に妊娠を伝えるタイミングを決めましょう。
妻の実家と夫の実家と、同じタイミングにするのか。妻の実家に先に伝えるのか。
もしくは、安定期に入ってから伝えるのか(万が一流産をしてしまった時にがっかりさせないため)…など、夫婦で話し合いましょう。
妻の実家に先に伝える理由は、妊娠初期のつわりがひどい場合に、妻の実家にサポートをお願いするケースもあるからです。この場合、同じタイミングで双方の実家に伝えられないことについて気にするパパもいるかもしれませんが、事情をちゃんと話して納得してもらいましょう。
報告の方法ですが、会いに行ける距離に住んでいる場合は、実際に顔を見て報告するのがよいでしょう。喜んで頂ける様子もリアルに感じられるでしょうし、こちらの状況も相手に伝わりやすいと思います。
※コロナ禍における出産報告、ということを考えると、オンラインで顔を見ながらの通話も良いでしょう。
両親が遠方に住んでいる。もしくは、淡白に報告したい…という方もいらっしゃると思います。その場合は、電話でも問題ありません。
自分の気持と体調を最優先しましょう。