子どもの生まれつきのアザは成長すると消えるもの?

教えてドクター
今月の質問 『 子どものアザ』

Q. 生まれた時からある首の後ろのアザが気になっています。成長すると消えるものなのでしょうか?

A. 先天性のアザは成長と共に消えることはほとんどありませんが、レーザー治療で目立ちにくくすることはできます。

教えてドクター

茶色のアザ、消えることは?

 ほくろのように皮膚から盛り上がることはない茶色のアザは、「扁平母斑(へんぺいぼはん)」と呼ばれています。表皮に存在するメラニン色素が多いために周りの皮膚より茶色く見え、体のどこにでも現れる一般的なもの。ほとんどは出生直後からありますが、思春期ごろに発生する場合も(遅発性扁平母斑)。まれに茶色のアザの中に小さな黒い点が混在していることがあり、巨大化すると高い確率で悪性化し切除が必要になるので、注意した方がいいでしょう。

教えてドクター
 扁平母斑は悪性化することは通常ありませんが、自然に消えるものでもありません。成長に比例してアザは広がって薄く見えることもありますが、首にあるものは大きさや色にあまり変化はないと思います。

どんな治療なのですか?痛いですか?

 扁平母斑は「Qスイッチルビーレーザー」というメラニンの異常組織のみを破壊し、正常組織にはダメージを与えない機器で治療を行うのが一般的。レーザーを照射し表面的にダメージを与えて、新しい皮膚を再生するイメージです。しかし全てのアザにこの治療が有効なわけではありません。照射してみないと分からないのが正直なところ。まず一度治療して、有効であれば3ヵ月間隔で続けていくことになります。

教えてドクター

 レーザー治療は一般的に「ゴムで弾いたような痛み」といわれます。麻酔テープやクリームで痛みを半分程度に和らげられるとはいえ、お子さんにとっては大きなストレス。当院は麻酔・形成外科の専門医が連携し、安全とストレス軽減に十分な配慮ができる体制を整えています。

教えてドクター

💬 この院みたいにキッズスペースなどがあると子どもも安心できていいですね!

治療開始は何才がベスト?保険診療ができますか?

 治療は生後3ヵ月ごろから可能。乳幼児期は皮膚が薄く、アザの面積も狭いため治療効果が高いといわれています。当院では治療の痛みや恐怖の記憶が残らない3才頃までに終了することを勧めています。治療の必要性やタイミングは、ご家庭でよく話し合ってください。


 扁平母斑など先天性のアザは保険が適用されます。アザは種類によっては早期に治療が必要な場合もあるので、なるべく早く専門医の診断を受けた方がいいでしょう。


教えてドクター

 診察を終えて…
💬3人のパパでもある先生がとても優しく、娘もリラックスできました。本人が気にする前に治療した方がいいのかな。まずは夫と話し合ってみます。

 ハルスクリニック

守田道由院長
守田 道由 院長

【 診療科目 】

皮膚科、麻酔科、形成外科


【 診療時間 】

●10:00~19:00 

●休診/木曜日

●ビルの隣り、その他近隣に駐車場(有料)多数あり

【 院長経歴 】

1991年 福岡大学医学部卒
               麻酔専門医

2006年 ハルスクリニック開設

住所:福岡市中央区大名2-12-9 

           赤坂ソフィアビル7F

TEL:092(738)6303
HP:https://www.halssclinic.jp/

撮影 / 西田佳世

※「リトル・ママ九州版」2020年3月号より。最新の情報は各施設HP等でご確認ください。

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