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きょうだいが生まれるときに読み聞かせたい絵本

絵本専門店「絵本屋CUBE」を営む1児のパパが、読者のリクエストから絵本をセレクトします!

Q.これからお兄ちゃんになる予定の子どもにおすすめの絵本を教えてください。
(1才男の子のママ)

『ピーターのいす』

作・絵/エズラ・ジャック・キーツ

訳/木島始 偕成社

妹が誕生して、自分のものだったゆりかごも赤ちゃんベッドも妹のものに。遊んでいた積み木が、がしゃん!と崩れてしまうと、「しいーっ」とおかあさん。ピーターが妹の存在と両親の変化に戸惑う様子が描かれています。お兄ちゃんの複雑な心境に寄り添い、気持ちを大切にしたいと思える一冊。

『あかちゃんのゆりかご』

作/レベッカ・ボンド

訳/さくまゆみこ 偕成社

赤ちゃんのために、おじいちゃんもおばあちゃんも参加し家族総出でゆりかごを作る物語。家族が増える喜びを感じながら、みんなで取り組む雰囲気が温かくて素敵です。改めて人間が誕生する尊さを実感します。赤ちゃんが家族の一員になるまでのドキドキ、ワクワクした気持ちに共感することができますね。

あかちゃんのゆりかご [ レベッカ・ボンド ]

価格:1,540円
(2020/12/22 16:12時点)
感想(8件)

『パパとママのたからもの』

文/サム・マクブラットニィ 絵/アニタ・ジェラーム

訳/小川仁央 評論社

3匹のこぐまたちを寝かしつける時、パパとママはいつも「世界で一番かわいいこぐまたち」といいます。子どもたちは「誰が一番なの?」と気になり…。妹や弟ができても、ママとパパの愛情は半分にはならない、それぞれに100%の愛情を与えることができるということを教えてくれる絵本です。

『ねえさんといもうと』

文/シャーロット・ゾロトウ

絵・訳/酒井駒子  あすなろ書房

いつも妹の面倒をみている姉。でもある日、妹はそれを少し疎ましく思い始めます。一歩成長する妹、その成長が姉の成長でもあり、兄弟姉妹はお互いを高めあえる存在だということを伝えてくれるお話。どちらの気持ちも理解でき、日常のささいなことで成長する子どもの様子が描かれています。

ねえさんといもうと [ シャーロット・ゾロトウ ]

価格:1,430円
(2020/12/22 16:10時点)
感想(10件)

◆お話を伺ったのは

絵本屋CUBE店長 内田明宏さん


2019年埼玉で乳児から楽しめる「絵本屋CUBE」をオープン。現在は、オンラインストアの形態で営業。
絵本屋CUBEオンラインストア

内田さんに聞きました!
子どもが絵本好きになるには?

 自身のお子さんが生まれたのをきっかけに、「小さな子どもにとっても居心地の良い書店を作りたい」と、絵本専門店をオープンした内田さん。

絵本を愛する内田さんですが、意外にも現在2才の息子さんは初め、あまり絵本に興味を示さなかったのだそう。


「絵本に目覚めたきっかけは、電車の図鑑。今では図鑑を見て親子で電車の名前を覚え、実際に電車も見に行きます。絵本は子どもの知識の入り口。親子のコミュニケーションツールにしてくださいね」。


最後に、電車好きの息子さんがお気に入りの1冊を紹介してもらいました。

『しゅっぱつしんこう!』

作/山本忠敬

福音館書店

電車を乗り継いで、山間の小さな駅に着くまでを描いたシンプルなストーリー。田園風景などの情景描写が鮮明で、“絵の力”を感じます。

しゅっぱつしんこう! (幼児絵本シリーズ) [ 山本忠敬 ]

価格:990円
(2020/12/22 16:13時点)
感想(90件)

取材・文/佐野恵子

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