生後6ヵ月の赤ちゃんの成長って?6ヵ月の新生児の成長の目安や特徴を紹介!
- 2020/9/14
- 子育て・家族
生後6ヵ月の赤ちゃんの成長具合はどれくらいなのでしょうか?
乳歯が生えてくる時期であったり、地域や自治体によっては、6ヵ月健診があったりと変化が大きい時期です。
この記事では生後6ヵ月の赤ちゃんを持つママに向けて成長の目安や過ごし方など紹介していきます。
最後まで読んで毎日の育児にぜひ役立ててみて下さいね。
生後6ヵ月の赤ちゃんの成長の目安は?
身長や体重は?
母子手帳にも発育曲線が記載されていますが、厚生労働省が示す成長曲線によると、生後6ヵ月〜7ヵ月未満の身体発育値は以下の通りです。
<身長>
男の子 | 63.6〜72.1㎝ |
女の子 |
61.7〜70.4㎝ |
<体重>
男の子 | 6440〜9570g |
女の子 |
6060〜9050g |
生後6ヵ月頃は、急激な発育段階が過ぎ、体重の増加ペースがゆっくりになります。
健診などで体重があまり増えていないと気になってしまうかもしれませんが、「今は体重増加がゆっくりな時期なんだ」と、気持ちを楽にして下さいね。
寝返りはする?
生後6ヵ月になると、寝返りをする赤ちゃんが多くみられます。
寝返りをするようになると、今までと違う景色が見えるようになるので、赤ちゃんも楽しくなり、1日に何度もコロンコロンと転がります。
赤ちゃんの行ける場所が広がるので、赤ちゃんが寝返りをしても安全なように場所を確保しておきましょう。
また、視野が広がり興味も広がる時期なので、色々なものを手にとってしまいます。
誤飲しないよう、赤ちゃんの周りには口に入れたらいけないものは置いておかないようにしましょう。
生後6ヵ月を過ぎて、寝返りをしていなくても大丈夫です。赤ちゃんのペースで寝返りを始めますので、気長に見守りましょう。
寝返りしそうな動作が見られたら、身体を支えて寝返りを手伝ってあげるのもいいですね。
乳歯も生え出す?
はやければ生後6ヵ月から、かわいい乳歯が生え始めます。
下の前歯から生えてきて、次に上の前歯という順番で生え始めますが、上下の順番が逆になることもあります。
歯が生えてくるときは、歯茎がムズムするので、口の中に手を入れて気にしたり、機嫌が悪くなってしまう赤ちゃんもいます。
そんなときは、歯固めのおもちゃなどを与えて、歯のムズムズ感を解消してあげるとよいでしょう。
睡眠時間はどのくらい?
生後6ヵ月の赤ちゃんの睡眠時間は1日12〜16時間です。昼夜の区別がつき、夜にまとまって眠るようになる赤ちゃんもいます。
しかし、その一方で夜中に何度も目を覚ます赤ちゃんもいます。
夜にまとまって寝ていないからと心配することはありません。睡眠時間にも赤ちゃんの個人差があります。
夜中に何度も目を覚まし、夜の睡眠時間が短くなってしまった日は、昼寝の時間を少し長くして睡眠時間を確保してあげるとよいでしょう。
また、ママも同じように睡眠不足であれば、一緒にお昼寝をして身体を休めてくださいね。
生後6ヵ月の赤ちゃんの1日の過ごし方は?
1日のスケジュール
7:00 起床・授乳①
8:00 室内遊び
9:00 朝寝
11:00 離乳食・授乳②
12:00 室内遊び
13:00 お散歩
14:00 授乳③
15:00 お昼寝
17:00 授乳④
18:00 入浴
19:00 授乳⑤
20:00 就寝
赤ちゃんと過ごすと毎日スケジュール通りにはいかないですよね。
家庭の事情も考慮しながら、赤ちゃんとママの無理のない範囲で過ごしていることが大切です。
授乳と離乳食のバランスは?
離乳食を生後6ヵ月から始める赤ちゃんも多いと思います。
始めたばかりの赤ちゃんは離乳食は1日1回。なるべく、病院の空いている午前中にあげることをオススメします。
生後5ヵ月から離乳食を開始し、2回食に進む赤ちゃんも出てきますが、この時期の離乳食はまだまだ食事の練習で、栄養のほとんどは母乳とミルクから摂取しています。
授乳回数は、母乳であれば欲しがるだけあげ、ミルクの場合は1日3〜4回と離乳食の後の1回を目安としてあげましょう。
離乳食の時間をなるべく毎日同じ時間にすると、授乳回数や生活のリズムもつきやすくなります。
外出は大丈夫?
起きている時間が長くなっているので、夕方など過ごしやすい時間帯に、抱っこひもやベビーカーなどでお散歩するのもオススメです。
部屋の中でぐずっていた赤ちゃんもお外に出ると、泣き止むことがあります。
外の景色や音を感じ、赤ちゃんに話しかけながら散歩をするのは、赤ちゃんにとってもよい刺激になりますし、ママの気分転換にもなります。
しかし、生後6ヵ月の赤ちゃんは基礎的な体温調節機能はできているものの、大人ほど体温調節が上手にできません。
出かける際は汗をしっかり吸収してくれる服を選び、ベビーカーに保冷シートを付けるなどして暑さ対策に気を付けてあげてください。
生後6ヶ月の赤ちゃんのおすすめの遊び方は?
歯固めのおもちゃ
歯の生え始めは歯茎がムズムズするので、歯固めのおもちゃを用意してあげるといいと思います。
赤ちゃんの握りやすい形や口に入れても安心な素材でできているものを選ぶとよいでしょう。
また、外出の際にも歯固めがあると、ぐずったときにも役に立ちます!
おうちの中で使うものと、持ち運びに便利なホルダーが付いてるものを分けて用意してあげると安心です。
布の絵本
紙製の絵本で、赤ちゃんにおすすめの本は沢山ありますが、口に入れて舐めてしまい、破れて間違えて食べてしまうことも。
その分、シャカシャカとビニール袋のような音の鳴る布製の絵本は、簡単に破れてしまうことがないので安心。
また、洗濯機で洗えるものも多いので、清潔に保つことができます。
布製絵本には様々な感触の仕掛けがあったり、手先を使う仕掛けもあります。
色とりどりの絵柄が描いてあったりするので、手先の感覚の発達と色彩を養うのにもおすすめなので1つ持っておくといいですね。
身体をつかう遊び
大人が赤ちゃんの身体をコチョコチョとくすぐってあげたり、「いちにっ!」と、手足を屈伸のように動かすだけでも赤ちゃんにとっては遊びになります。
また、生後6ヵ月頃になると赤ちゃんを膝の上にのせてゆっくりと左右に揺らしてあげたり、上下に跳ねたり、今までより少しダイナミックな動きができるようになるので、「バスにのって」の歌などを歌いながら、身体を使う遊びは適度な運動にもなり、おすすめです。
また、歌を歌いながら身体をさすったり、マッサージをしてあげると、リラックス効果も期待できます。
生後6ヵ月頃になると、声を出して笑うようになり、より一層笑顔が増えます。
優しく身体に触れてスキンシップを増やし、親子のコミュニケーションがとれる遊びを積極的に取り入れていきたいですね!
まとめ
いかがでしたか?生後6ヵ月の赤ちゃんは、寝返りしたり、乳歯が生えてきたり、寝て過ごしていた赤ちゃんから少しずつ自分の意思でできることが多くなりますよね。
「生後6ヵ月の赤ちゃん」といっても、個人差がありますので、焦らず我が子のペースを見守っていきましょう。
最近では生後6ヵ月はハーフバースデーとして、お祝いする家庭も多くなってきました。
ママとパパも赤ちゃんと一緒に成長してきましたので、1つの節目として家族でお祝いをするのも良い記念になると思いますよ!
リトルママ認定ライター すずきなつみ