今回の東峰村行きでは、復興が始まったばかりという村周辺の様子を見てきました。半年以上たっても、なお崩れた家がそのまま残されている姿や、重機が道を行きかう様子に、災害の爪跡の大きさを感じずにはいられませんでした。
窯元の髙取さんは、「被害はひどかったのですが、私自身は、非常用の荷物があったので、すぐに逃げられたんです。ママたちも、普段からの備えを忘れないでいてほしい」。起きた災害の復興支援はもちろん、次に起きるかもしれない災害に備えておくことも、私たちにできる大切なことだと教えてくれました。
2017年7月5日に発生した九州北部豪雨によって3人の死者が出た朝倉郡東峰村。髙取焼や小石原焼などの焼き物でも有名で、窯元の被災状況もたびたびメディアで取り上げられていました。今回は、黒田藩御用窯としても名高い窯元「髙取焼宗家」も視察。その様子を写真でレポートします。
奥にある窯元までは車で行けず、手前で車を止めて歩いて向かいます
裏山の土砂崩れで被害を受けた穴窯。修理のめどは立っていません
今回は、被害を免れた登り窯。ですが、裏山(写真奥のブルーシート付近)がまた崩れたら、危ないかもしれないとのこと
豪雨の日は、この橋を渡れないほど水かさが増えました
杷木インターから村へ向かう途中には、災害の爪跡がそのまま残っているエリアが。家の1階部分に、土砂が入りこんでいます(朝倉市杷木松末地区)
家の中の様子。土砂が取り除かれることなく、残されていました
崩れた家の中に、割れた衣装ケースが見えました
お鍋の中に溜まった土砂。災害が一瞬で日常を奪った様子がうかがえます
今回の東峰村行きでは、復興が始まったばかりという村周辺の様子を見てきました。半年以上たっても、なお崩れた家がそのまま残されている姿や、重機が道を行きかう様子に、災害の爪跡の大きさを感じずにはいられませんでした。
窯元の髙取さんは、「被害はひどかったのですが、私自身は、非常用の荷物があったので、すぐに逃げられたんです。ママたちも、普段からの備えを忘れないでいてほしい」。起きた災害の復興支援はもちろん、次に起きるかもしれない災害に備えておくことも、私たちにできる大切なことだと教えてくれました。
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