福岡の小児歯科医院「KiD’s 歯科 べふ」の下飛田道子院長による連載コラム「とび先生のキッズ歯科」。今回は、乳幼児の歯ぎしりについて伺いました。
歯ぎしりは、乳幼児期でも頻繁に見られる症状です。
歯が生えてくる時には、歯ぐきがむずかゆくなるので、歯ぎしりで解消していると言われています。前歯しか生えていなくても、上下の歯ぐきを擦り合わせて「ここに歯があるんだな」と確認しているのです。下顎を少し突き出すようにして歯ぎしりをするので、その時だけ受け口になります。奥歯が生えてしっかりかむようになれば自然と解消されるのでご安心ください。
乳歯が生え揃った後でも、上下の歯の当たりが強いところがでてくると、無意識に歯ぎしりをすることで歯をすり減らし、歯列全体で噛めるようにしていきます。
歯ぎしりの原因はストレスだとよく言われますが、この場合は、成長過程の副作用だと考えていいでしょう。
「お口の中を綺麗に保つこと」は感染症の予防になるだけでなく重症化を防ぐためにとても大切です。毎日の手洗い・うがいの習慣に加え、歯磨きも頑張りましょう。
KiD’s 歯科 べふ下飛田道子先生
福岡市城南区鳥飼5-2-30 凱旋門ビル1F
http://www.kidsshika-befu.com/
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