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赤ちゃんのハイハイはいつから? ハイハイしない場合の対処法とは

ハイハイをはじめるタイミングには、なぜ個人差があるの?

赤ちゃんは生まれてから約1年の間に、本当に色んなことができるようになりますね。
寝返りができるようになり、お座りができるようになり・・・・赤ちゃんの成長は本当にすごい!


そんな赤ちゃんの成長過程の中でも、ハイハイって赤ちゃんらしい動きというイメージありませんか?想像しただけで可愛いですね。
ここでは、赤ちゃんがハイハイをはじめるタイミングと、ハイハイしない場合の対処法についてご説明します。

赤ちゃんはいつからハイハイするの?

首すわりや寝返りと同じように、ハイハイも赤ちゃんによって個人差があります。早い子であれば5ヵ月頃から始める子もいるようですが、平均的には7、8ヵ月頃にハイハイし始める子が多いようです。

 

母子手帳の9~10ヵ月のチェック項目に「ハイハイをするか」という項目があるため、10ヵ月頃までが目安となっています。


早い子もいれば、ゆっくり気分の赤ちゃんもいることでしょう。我が子のハイハイを楽しみに、気長に待ちましょう!

赤ちゃんがハイハイをするようになるまでの成長過程として、
首すわり→寝返り→おすわり→ずりばい
という順に体を動かせるようになっていきます。

この成長過程は、運動神経や筋肉の発達が大きく影響していて、赤ちゃんによって発達スピードにも個人差があります。そのためハイハイをはじめるタイミングにも差が出てくるのです。


体を動かせるようになる順においても、やはり個人差があり、順番が違ったり、中にはやらずに次の過程に進む赤ちゃんもいます。
あまり心配しすぎず、様子を見ながら見守ることをおすすめします。

赤ちゃんがハイハイすることの大切さ

ハイハイをしない赤ちゃんが増えていると聞いたことはありませんか?
早く歩き出して嬉しいと考えることもできるでしょう。

 

しかし、ハイハイをしないで早く立つ赤ちゃんが増えた結果、危険回避能力や運動能力が低下してきていると言われているのです。

 

ハイハイは赤ちゃんにとってとても重要な成長過程です。
手を使って動くハイハイは、脳を活性化させ、発達させると言われています。
他の成長過程においても手先を動かすことは脳に良いと聞くことがありますよね。

 

ハイハイの股関節を膝から上に持ってくる姿勢や、頭を上げる姿勢は赤ちゃんには、とても力がいる動きです。
この動きをすることで、全身の筋肉を使い鍛え、バランス感覚や反射神経の発達にも大きく繋がるため、やはりハイハイは大切ですね。

赤ちゃんがハイハイをしない時はどうしたらいい?家でできるおすすめの対処法

赤ちゃんがなかなかハイハイしない!そんなときに、家でできる対処法をご紹介します。


ハイハイをしないとき、赤ちゃん自身の気分であったり、環境が整っていないことが理由である可能性があります。


おすすめの対処法をご紹介しますので、是非取り入れてみてください。

遊びながらハイハイのお手本を見せる

赤ちゃんは、大人の様子をとてもよく見ているなと感じることはないですか?赤ちゃんは大人がしていることを真似をすることで、色んなことを習得していくのです。

その特性をいかして、大人が実際にハイハイのお手本を見せてみましょう!
興味を持って真似をすることがあります。

赤ちゃんが興味を持つように、楽しそうに大きな動きで、体の使い方をわかりやすく見せるといいですよ。

赤ちゃんの前におもちゃをおいて誘う

近くにお気に入りのおもちゃをおくことで、赤ちゃんが自分で取りにいきたい!という気持ちになり、ハイハイを促すことができます。

 

好奇心や探求心を刺激することは大切ですよね。赤ちゃんがどうしたらハイハイしたいという気持ちになるのか考えてみましょう。

楽しく遊びながらできるので、おすすめですよ。

部屋の環境を見直す

ハイハイができる十分なスペースがないことによって、赤ちゃんがハイハイをしないという場合があります。


日本の住まいは狭いことも多く、スペースを確保しづらい場合もありますが、家具を移動させたり、床に物を置かないように工夫して、赤ちゃんがのびのび動けるスペースをつくってハイハイを促してみましょう

ハイハイをはじめてからの、気を付けたいこと

赤ちゃんがハイハイをはじめたら、床や部屋の環境に注意しましょう。


ハイハイができるようになった赤ちゃんは、自由に動きまわることができ、いろんなことに興味津々!
大人の想像を超えた行動をする心配もあります。

赤ちゃんも大人も安心して過ごせるように、気を付けたいポイントをご説明します。

ケガに注意

ハイハイができるようになり、行動範囲が更にひろがる赤ちゃんは、ケガの危険性も増えます。一人で動きまることができるので、家具に頭をぶつけたり、階段や玄関の段差から転落する可能性もあります。


家具の角には、ぶつけても痛くないようにガードできるものを取りつけたり、ハイハイする範囲をベビーゲートで囲うのもおすすめです。

また、階段や玄関などからの転落を防ぐために、落下防止の柵を取りつけるのもおすすめです。

大人が出入りする際のロックの閉め忘れにも注意しましょう。

床の掃除をこまめにおこなう

ハイハイができるようになった赤ちゃんは好奇心でいっぱいです。何でも口に入れてしまう時期でもあるので、ゴミや小さなおもちゃなどが落ちていないか注意が必要です。


また、大人よりも低い位置で動き回るので、ホコリなどを吸い込みやすく、床をなめてしまうこともあります。
こまめに床を拭くなど、こまめに掃除しましょう

いつまでもハイハイをしないときは小児科へ

赤ちゃんがハイハイをする時期はあくまでも個人差がありますし、ハイハイをせずにつかまり立ちをしたり歩き出す子もいます。
仮にハイハイをしなかったとしても、それはその赤ちゃんにとって、ハイハイが必要なかったというだけです。必ずしなければいけないわけではないものですので、あまり心配しすぎずに成長を見守りましょう。

目安の10ヵ月ごろを過ぎてもハイハイする兆候がみられず、心配になったときは、一度かかりつけの小児科へ相談してみましょう

まとめ

赤ちゃんのハイハイについてご紹介しました。


ハイハイをはじめる時期はやはり赤ちゃんによって個人差が大きいです。周りと比べてタイミングが遅かったり違ったりすると、不安や心配が大きくなってしまったりします。
でもそれはきっと、あなたが一生懸命に赤ちゃんのことを想って育てている証拠だと思います。


私自身にもそんな時期がありました。娘はあまりハイハイをせず、つかまり立ちが早いタイプの赤ちゃんでした。でも、今では元気に走り回る活発な園児に成長しています。


それに、今あなたの側を歩いている大人。赤ちゃんの時にハイハイがとても早い子だったのか、ハイハイをしなかった子なのかなんて、わかりませんよね。

 

ハイハイができるようになると、ますます目が離せなくなり、寝んねの時期のお世話とはまた違った大変さがあると思います。
危険がないように部屋の環境を整えて、赤ちゃんも大人も心穏やかに健やかに過ごせるように準備しましょう。

ハイハイの時期を存分に親子で楽しめますように!

リトル・ママ認定ライター 畑 有妃子

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