新生児は、首や背中の骨が未熟です。
敷布団は、柔らかい骨や関節をしっかり支えてくれる固綿のものを選びましょう。
敷布団のサイズは、基本的にミニサイズ(90×60cm)とレギュラーサイズ(120×70cm)の2種類です。
赤ちゃんの成長は速いので、ミニサイズのベビー布団は、1才頃までしか使えません。
レギュラーサイズなら、就寝用で2才頃まで、お昼寝用で6才頃まで使うことができるので、よく検討して準備しましょう。
また、ベビーベッドを使う場合は、ベッドの内寸にぴったり合うサイズのベビー布団を選ばなくてはなりません。
サイズが合わないと、ベビーベッドとベビー布団の間にできた溝や段差に赤ちゃんが挟まり、窒息などの事故につながる可能性があるからです。
ベビーベッドも、ベビー布団と同じように基本的にミニサイズとレギュラーサイズの2種類があります。
ベビーベッドもミニサイズだと1才頃までには窮屈になってしまうので、用途をよく考えてサイズを検討しましょう。
敷布団だけでは通気性がよくないのが気になるという方は、通気性の良いベビー用マットレスを敷布団の下に敷いたり、マットレスに直接シーツをかけて敷布団の代わりにするという方法もあります。
他にも、敷布団とシーツの間に挟む防水シーツやキルトパッドがあると、敷布団がぬれるのを防ぐことができて便利ですよ。
掛け布団は赤ちゃん専用の軽いもの
掛け布団は、赤ちゃんが手足を動かしやすいように、薄くて軽いものを用意しましょう。
羽毛素材の掛け布団なら、軽くてあたたかく、蒸れにくいので、赤ちゃんにも適していますね。
新生児に枕は不要
新生児は首の骨が柔らかいので、基本的に枕は不要です。
成長した時のために、新生児のうちから用意しておく場合は、赤ちゃん専用の低くて幅の広い形状の枕にしましょう。
これらの新生児用の寝具10〜11点をセットにして販売している商品もあります。
ただ、セット点数の多い商品を購入しても、実際は、最低限の掛け布団、敷布団、シーツくらいしか使わなかったという声もよく聞きます。
内容をよく確認して、セットで買った方がいいのか、本当に必要なものだけを買いそろえた方がいいのかよく検討しましょう。