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甘いものってなんでいけないの?「太る」「むし歯になる」だけじゃない理由【歯科医師が解説】

福岡の小児歯科医院「KiD’s 歯科 べふ」の下飛田道子院長による連載コラム「とび先生のキッズ歯科」。甘いもの食べすぎは、成長期の子どもに大きな影響があるそうです。

子どもに限らず、大人でも急に甘いものが食べたくなる時があります。疲れているからと自分に言い訳しながらつい食べすぎてしまい、やがて後悔…なんてこともありがちですよね。

肉体的に疲れた時や、勉強や仕事に集中しすぎて脳が疲れた時にも、無性に甘いものを食べたくなります。糖質は体内で素早くエネルギーに変換されるため、簡単に食べられる甘いものに手が伸びてしまうわけです。

また、満足感を得ることができ、気持ちをほぐす効果もあります。緊張やストレスを感じている時に甘いものが欲しくなる理由がそれにあたるでしょう。

食べ過ぎはカルシウムやビタミンB不足の原因に

毎日甘いものを食べるのも適量だと問題ないですが、過剰にとるのはNG。食べるタイミングや食べた後のお口のメンテナンスにも気を付けなければいけません。

 

甘いものを過剰に摂取すると、その糖質を消化するために、カルシウムやビタミンB群が大量に必要となります。そのため、それらが不足するといろいろな病気を起こしてしまいます。むし歯もその1つです。成長期には特に気をつけたいですね。対策としては、当たり前のことですが「生活習慣の改善」と「甘いものを食べすぎないこと」です。

砂糖の代わりにおすすめの天然甘味料

おねだり上手な子に、ついつい負けてしまうお母さまもいらっしゃると思います。そういう時には、砂糖に近い甘さですが、歯を溶かす「酸」を作らない天然の甘味料「キシリトール」配合のタブレットなどがお勧めです。食べ過ぎると、お腹がゆるくなることがあるので、その時は量を減らしてみてください。

キシリトールの効果については証明されていますが、過信してはいけません。「歯を磨く」、「フッ化物などを使って予防する」、「おやつ・飲み物などの内容や回数に注意して、正しい食生活をする」、「歯科医院での定期的な予防管理」などを前提としたうえで、上手に活用しましょう。

 

むし歯菌の母子感染リスクを下げるために、妊婦さんへのキシリトール摂取も勧められているそうです。

 

妊娠中、間食が増え甘いものをとりたくなるのに歯磨きはおっくうで…という妊婦さんにもお勧めします。カロリーが砂糖の3/4というのも嬉しいですね。

お話を聞いたのは

キッズ歯科へぶ_下飛田道子院長

KiD’s 歯科 べふ
下飛田道子先生

福岡市城南区鳥飼5-2-30 凱旋門ビル1F

http://www.kidsshika-befu.com/

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