お口ポカンは自然と治るものではありません。歯磨きやお箸を使うのと同様に、正しい口の使い方を教える「口育」が必要です。「舐める」「かじる」「しゃぶる」「全身を使って遊ぶ」などを意識して、口腔機能を高めましょう。
離乳食完了後、パンは柔らかいものではなくフランスパン、りんごを皮つきのままかじる、ミニトマトではなく普通サイズを大きくカットする、昆布やスルメなど、噛み応えのある食事を積極的に与えましょう。
また、口に入れたものをすぐに流し込まないように、食卓の上に水を置かないなどの工夫も必要です。ほかにもシャボン玉を吹いたり、ガムを噛んでトレーニングするなど、口の筋肉を自然と鍛える遊びを取り入れるのもオススメ。
成長するにつれて治るのに時間が掛かるため、できれば6才までに治すのが理想です。