近頃、メディアなどで「ランドセルが重くて子どもの体に負担がかかっている」といった
言葉を目にすることがありますが、これは認識不足による間違いです。重たいのは中に入る教科書や教材で、ランドセルはそれらを収納する入れ物。特に、最近のランドセルは本体が軽量化されているだけでなく、背カンや肩紐などの進化によって体感重要を軽減しています。その上で安全性や収納性など、他の鞄にはない機能を備えているのです。
また、6年間使用可能なため、その時間の中で物を大切にすることや、自分で支度す
ること、整理整頓するといったことを学ぶのにも適しています。
さらに、今のランドセルは小学生のおしゃれアイテムとしての側面もあります。色やデザイン、装飾などで個性が表現でき、持っているだけでワクワクするもの。一部では「ランドセル不要論」が出ることもありますが、他の選択肢と正しく比較すれば、やはり全ての面で優れているのはランドセル。この機会に、ランドセルの良さを改めて親子で感じてみましょう。