A. ママからすれば「これくらいできるでしょ?」ということも、パパにとっては初めてのことかも。誰にでも得意・不得意はあるので、何をするかパパに選んでもらいましょう。洗濯ひとつにしても、全工程を一度に任せると失敗して自信をなくしてしまうので、「洗濯機を回す」「干す」「取り込む」「畳む」と細かく分けること。失敗させず、成功体験を積むことでどんどんやる気が湧いてくるものなんです。
A. 家事・育児の全部をやるのが専業主婦だと思っているパパと、そうは思わないママ。専業主婦の概念が夫婦で一致していないケースはとても多いです。「専業主婦ってどんなイメージ?」とパパに聞いてみましょう。美容院やエステ、友達とのランチにも行きたいなど、パパに伝えておけば、理解してくれるのでは?パパだって急に押し付けられると、嫌な気分になってしまうもの。自分だけの時間を作ることの大切さを夫婦で日頃から確認しておきましょう。
A. 話す前に、「解決したいのではなく、聞いてもらえるだけでいい」と伝えましょう。話を聞いてもらえるだけでスッキリする、という感覚は男性にはあまりないので理解してもらえません。パパがあれこれ言うのは、「悩んでいるならなんとか解決してあげたい」という正義感から。最初のひと言があれば、パパの受け答えも変わってくるかも。
A. 食事中にテレビを観る環境で育ってきたパパなら罪悪感がないことも多いので、子どもたちが成長して「パパだってスマホ見てるし」と言われないように、食事中はスマホを見るのをやめようね、などと話しておくといいでしょう。また、仕事の用事なら、「ちょっと緊急だから見てもいい?」とひと言添えてもらうようにしてみましょう。
A. それぞれに育ってきたプロセスが違うし、それがアイデンティティになっているから、教育観はかみ合わないとずーっと平行線のまま。ただ、お互いの価値観を押し付け合うのではなく、その子にとってどうしたらいいのかを、第三者の意見も含めてよく見極めること。どうしてもパパと意見が合わない時は、最終決定はどちらがするのかを決めておいた方がいいかも。
A. 家族の中心は、結局は夫婦です。月1でもいいので、2人だけの時間を意識して作りましょう。例えば「有名カレー屋を制覇」「パフェのお店を巡ろう」などテーマを決めておくと、毎回決めなくていいからラクでおすすめ。外出が無理なら、家族の年間行事を決めたり、この日なら2人で時間作れそうだね、など日にちを決めて家族会議をするのもいいですよ。