子育てを経験して初めて知る人の優しさや出会い。みんなの忘れられない「子育ての恩人」エピソードを教えてもらいました。
※リトル・ママ2023年6月 会員アンケートより
街中の恩人
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育児のリフレッシュで行ったカフェで、テラス席に着いたとたん息子がギャン泣き。必死にあやしていると「よかったら私に抱っこさせて」とマダムが声をかけてくれました。店内からテラス席にいた私を心配してくれいたそう。さらに「1人で大変ね。無理しないでね」と優しい言葉。温かいコーヒーが飲めて幸せな時間が過ごせました。レジに並んでいたときに当時1〜2才だった娘が購入前のパンを「食べたい!袋を開けろ!」と大騒ぎ。恥ずかしくてパニックになっていたところ、前に並んでいたご婦人が優しくレジの順番を譲ってくださいました。出産後初めての美容室で、担当の男性美容師から「大変でしょう」と声をかけられた時。何気ない一言だったと思うけど、身内でない人からのねぎらいに緊張が解けて少し気持ちが楽になりました。街中のおじいちゃんおばあちゃんに何度も救われています。スーパーでぐずってる時も、電車で泣いちゃった時も優しく声をかけてくださります。子どもが生まれるまでは、年配の方は子どもに厳しい人が多いというイメージでした。まったく違いました。人生の先輩に感謝です。スーパーで、抱っこ紐をしてもう一人と手を繋いで買い物した時、荷物を店員さんが車まで運んでくれた!街で出会う先輩方。お店の中やバスの中など、話しかけてもらったりニコっとしてもらえるだけで安心します。子どもがグズっているときにすごい勢いで話しかけ、嵐のように去っていったマダム。子どもはキョトンとしていましたが(笑)、私は大変救われました。
家族
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お義母さんです。いつも夫じゃなく私の味方をしてくれます(笑)。実母です。1ヵ月間の里帰りから帰ってすぐ、泣き続ける息子をあやしていると私まで涙が。母にそのことを話すと、すぐに飛んできてくれました。産後の里帰りで家事のサポートに徹してくれた母。それだけでも感謝ですが、自宅に帰る時に渡された手紙に「あなたなら大丈夫。しっかりママやれてるよ」と。泣きました。父です。夜泣きがひどく、うつになりそうだった時期、抱っこしてお散歩に連れ出してくれ、少しでも私と子どもが離れられるようにしてくれました。夜泣きで寝不足、離乳食もほとんど食べてくれず、毎日のように泣いてました。そんな時に、私の母が「何十年も一緒にいれると思ってたら、子供は保育園や学校に行くようになって、一緒にいれる時間は短いんだよ。もっと肩の力を抜いて、楽しまなきゃ損だよ」って言ってくれました。その話を聞いて、吹っ切れるようになりました。新生児の頃、夫が夜中に起きてミルクを作ったりおむつをかえてくれて、「ありがとう」と言ったら、「自分の息子だから当たり前だよ」と。これから育児で大変なことがあっても、この人といれば大丈夫だと思いました。シングルマザーだった私に、「もう1人で頑張らなくていいよ。〇〇を本当の娘と思ってる。家族になりたい。」とプロポーズしてくれた主人。1人でやることが当たり前だった育児が、2人で協力することで娘にも余裕を持って接しられるように。娘の笑顔がさらに増えました。
友人・同士
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初めてできたママ友。行動力があり、いろんな人とつなげてくれて、閉じこもりがちだった私と息子を外の世界へ連れ出してくれた。妊娠中から出産後の何気ない日々の出来事を、SNSを通じて共有できる友達ができたのが一番の救いでした。会社の同僚。子どもの荒れ具合に困っていたときに、更に上を行く話を聞き、私はまだまだだなぁと感じました。
保育関係者
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児童センターのスタッフ。息子がイヤイヤ期真っ盛りのとき「イヤイヤ言えるってことは子育て順調ってことなの。〝イヤイヤ〟言われる度に〝順調順調〟って変換していいのよ」と言われ、心が救われました。年中になる子どもの人見知りがひどく悩んでいた時に、「◯◯ちゃんは笑顔が可愛くてお友達にとても優しい子ですよ」と言ってくれた幼稚園の先生。他の子に比べて、離乳食を全然食べてくれなくて悩んでいたとき、支援センターの栄養士さんから「少しでも食べられるものがあればいいんだよ」と言われたこと。コロナ禍で外にも出られずメンタル的に参っていましたが、子育て支援センターが少人数の受け入れで再開したときは本当にありがたかったです。北九州にいた時に通っていた育児支援施設「元気のもり」。知り合いもいない中、大人と気軽に話せる場所になってました。子どもの遊具もたくさんあるし、サポーターの方もたくさんいて安心しかなかったです。出産後の母子同室で、不安なことだらけで我が子は可愛いのに辛い気持ちに。たまたま出産が重なったらしく助産師さん達は皆バタバタで相談しづらいができるような雰囲気でもなく、産後のメンタルもあり我が子は可愛いのにとにかく辛い日々でした。ある日限界がきて授乳室で涙がとまらなくなってしまったのですがその様子を見た担当ではない助産師さんが忙しい中部屋まで来て話を聞いてくれて短い時間でしたがとても救われました。
その他
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日に日に成長し、毎日違う顔を見せてくれる娘。いまだに、毎日バタバタしていますが、子どもに元気をもらっています!
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